秋季高校野球宮城県大会の組み合わせ抽選会が11日、仙台商高で行われた。県内有数の進学校で7年ぶり22度目の出場となる仙台三は2回戦からの登場で、宮城水産と村田の勝者と対戦する。来春、共学となる“サンコー”ナインは男子校で迎える最後の秋に気合十分だ。今夏の代表校・仙台育英は1回戦で仙台東、2年連続のセンバツを狙う東北は2回戦で佐沼と古川工の勝者を迎える。

 仙台三の大内裕太主将(2年)が闘志むき出しで抽選に臨んだ。「男子校では最後の秋季大会。勝ちにこだわっていきたい。1点でも多く取って1点を守る戦いをしていきます」と言い切った。

 来春の共学化に向け、昨年10月から、校舎と体育館を新築中。ほかの部活も活動しており、使用可能なグラウンドは内野と左翼の一部だけ。それでも県内有数の進学校、知恵を絞って効率的な練習を行ってきた。

 フリー打撃では、飛びにくく、危険度も少ないテニスボールを使用。さらに12人が一斉に行い、時間とスペースの無駄を省いた。大内主将は「練習量では(強豪私立に)勝てない。一つ一つの練習を考えてやってます」と量より質で技術を向上させてきた。

 中部地区の決勝では東北に2―26と大敗。「悔しかった」と語気を強めたが「負けたのは自分たちのミス。普段の野球ができれば勝てない相手ではない」と自信も得た。「もう一度、東北とやりたい。センバツ? もちろん目標にしてます」と大内主将。“男の意地”を見せる。