【北海道栄2―0苫小牧工】北海道栄は5回1死満塁から主将の船山竜也(2年)の二塁の頭上を越す右前タイムリーで挙げた2点を守り、苫小牧工に2―0で勝利。守備でも2投手をリードして苫小牧工打線をわずか4安打に封じた船山は「(満塁で)守備位置を前進守備に動かしてくれたみんなのおかげ。定位置だったらセカンドフライ」と照れた。
今春の支部代表決定戦と全道大会初戦で2試合連続決勝打を放った勝負強さは今秋も不変だ。左投手を想定して初戦の4番から1番に入ったが、苫小牧工先発は右腕の石井洋昴(1年)。だがその船山に好機が巡って結果が出た。練習試合では1番を経験していたといえ、渡辺伸一監督(36)は「前進守備の間に落とすのは何か持っている」と話した。
きょう13日の準決勝で激突する苫小牧中央には苦い思い出がある。昨秋支部予選2回戦の延長11回、自らの捕逸で決勝点を与え1―2で敗れた。「あの試合をバネにしてきた。リベンジする」と船山は語気を強めた。