【北海5―4札幌第一】幾度ものピンチをしのいで、食らいついた。最後は9回裏1死二塁から今夏の甲子園メンバー竹田全(2年)の左前打でサヨナラ勝ち。「夏の甲子園でのあきらめない気持ちが最後に生きた。つないでくれたみんながいたから…たまたま自分が打っただけ」と竹田は“夏の財産”と“チームの総力”を強調した。
甲子園終了後わずか半月で大会に突入した。試行錯誤の中、全員がきれいなヒットでなくても“泥くさく”1点を取ることを意識。だが雨天ノーゲームを含め準決勝まで4試合、会心といえる試合はなかった。清水勇希主将(2年)は前日10日の練習後、仲間を前に自ら9日の準決勝大麻戦のふがいないプレーを謝罪した。「実力は一高が上と言われて…絶対に勝つ、見返してやると思った」と清水。勝利への執念で2季連続甲子園への第1関門を突破した。
支部予選ではベンチ入り18人中14人が出場。「経験と状況判断はできた。これから1日1日成長していくと思う」と平川敦監督(37)は話す。30日開幕の全道大会までは時間もある。「これからの3週間、必死に頑張る」と清水。自信を持って円山のグラウンドに立つため、貴重な時間を無駄にはしない。
[ 2008年09月12日 ]