全道10支部のトップを切って札幌支部C、Dブロックで代表決定戦を行った。札幌丘珠は札幌東陵を8―0(7回コールド)で下し2年連続2回目、北海学園札幌は札幌南に10―2(7回コールド)で快勝し、全道大会(30日~10月6日、札幌円山、麻生)出場を決めた。
【札幌丘珠8―0札幌東陵】打線はわずか6安打も、相手のミスとスキを逃さずどん欲に次の塁を狙った。エース黒田紳(2年)も7回2安打無失点と好投。「2年連続で支部代表になることで力を認めてもらえると思っていた」と村岡僚太主将(2年)は大会前からの目標達成に胸を張った。
「選手が頑張った。私は何もしていません」と金子磨志監督(42)。快勝の裏には危機があった。原因は8日の準決勝・道尚志学園戦勝利で選手の気持ちが緩んだことだった。それが許せなかった金子監督は「勝手にやれ」と一喝。この日の試合前のシートノックと試合中のサインを選手に一任した。反省を込めて全員が五厘刈りにした選手は、村岡主将を中心にサインを出して試合を動かした。「全員が同じ方向を向くことで結びついた」と村岡主将。チーム一丸の集中力は最後まで途切れなかった。
昨夏から練習試合で1敗するごとに1周300メートルのグラウンド50周をノルマにしている。それを回避するため自然と身に付いた勝負への執念はどこにも負けない。全道大会初出場の昨秋は初戦で駒大苫小牧に敗れたが「先輩たちを超えたい」と黒田。危機を乗り越えた札幌丘珠ナインが秋の円山で勝負を懸ける。
[ 2008年09月11日 ]