札幌南は1年生4番・沼口京介が1点リードで迎えた6回2死満塁から左翼席にグランドスラムを放つ活躍で、江別に8―2で大勝した。高校初本塁打が引導を渡す一発となり、沼口は「直球狙いのところにカーブが来たけれど対応できた」と胸を張った。
1年生ながら非凡な打撃センスを買われ、今夏5番でデビュー。新チームから4番に座る。フリー打撃で外野後方のフェンスに打球が直撃したこともあるが、沼口自身は「ホームラン打者よりもセンター返しでチャンスをつくりたい」と言う。今夏の南北海道大会で敗退後は確実性のある打撃をテーマに掲げてきた。池田賢監督(41)も「力もスイングスピードもほかの選手とは違う。この大会で伸びてほしい」と未完の大砲に大きな期待を寄せる。
試合前夜は好物のすき焼きが欠かせない。1メートル78、75キロの体格も、打撃同様に伸び盛りだ。兄・亮介さん(21)も05年南北海道大会メンバーだった沼口は「4番としてしっかりチームを引っ張りたい」と1年生ながらチームをけん引する心意気だ。
[ 2008年09月09日 ]