第90回全国高校野球選手権記念大会で準優勝した常葉菊川高の野球部選手たちが19日、甲子園から菊川市半済の同校に凱旋(がいせん)した。準優勝盾を先頭に前田隆一主将らが構内を行進すると、出迎えた生徒や市民ら約500人から「いいぞ。静岡の誇りだ」など祝福の声が掛けられた。選手たちは笑顔で喜びをかみしめた。

 午後5時過ぎから校舎前広場で開かれた報告会では、大石富之校長が「選手と市民に感謝します」とあいさつ。太田順一市長が「皆さんで万歳しましょう」と呼びかけた。佐野心監督は「選手のプレーは多くの人の心に刻まれた」と述べ、前田主将は「これからも応援をよろしくお願いします」と後輩への気づかいを見せた。

 今春のセンバツ出場後、指導を自粛していた森下知幸前監督について大石校長は「新チームを指導させる。近く県高野連に報告する」と、監督復帰を明らかにした。佐野監督は部長に戻る。新チームは20日の練習試合から始動する。

毎日新聞 2008年8月20日 地方版