横浜高野球部が過疎の町の高校野球部復興に一役―。新得町は、町のスポーツ合宿誘致事業の一環と、生徒数減に悩む「新得高」のイメージアップを図るため、今夏の甲子園4強・横浜高野球部を招待した。29日には新得町営球場で帯広北高と練習試合を行い、7―1で勝利した。一方、新得高グラウンドでは、小倉清一郎(きよいちろう)部長が新得高ナインを技術指導した。

 新得高は現在、1学年2クラスあるが、入学者は減り続け現在、全校生徒はわずか122人。学校存続の危機に直面している。そこで、町議会が中心になって、横浜高を招待し学校のPRと野球部のレベルアップを図ることにした。

 この日同校ナインは、指導力に定評のある小倉部長から打撃、守備の指導を受けた。夕方には新得公民館で渡辺元智監督の講演を熱心に聞いた。秋季高校野球十勝支部予選は9月6日に開幕。8日の2回戦で清水―江陵の勝者と対戦する新得ナインは公式戦でこの経験を生かすつもりだ。