学校法人「立命館」(京都市)が提案している岐阜市立岐阜商業高(市岐阜商)の立命館への移管問題で、立命館の川口清史総長が報道関係者に「市には、今年12月ごろまでに結論をもらえればありがたい」と述べたことについて、細江茂光市長は28日の会見で、「立命館の提案、市岐商のあり方、市の財政状況について市民や市議に理解してもらい、早急に結論を出したい」との見解を示した。

 細江市長は具体的な時期は明確にせず、「市が移管に一生懸命取り組んでいるという信頼関係を認識している間は、立命館に待ってもらえると思う」と述べた。

 ◇存続署名、10万人を突破
 市岐阜商OBらでつくる「存続を求める会」が集めた署名は、28日までに10万人を突破した。15万人以上を目標にしており、11月をめどに市議会へ提出する予定。事務局の森田克彦さん(52)は「立命館からの提案ばかりが先行していて、今の市岐阜商のあり方についての議論がなされていない」と市の姿勢を批判している。

毎日新聞 2008年8月29日 地方版