来春のセンバツ甲子園大会の重要な資料となる秋季高校野球北海道大会のトップを切り、旭川支部(9月3~15日)の抽選会が20日、旭川スタルヒン球場で行われた。夏の大会終了後、私学の強豪校が相次いで監督交代。旭川実は込山久夫監督(61)から岡本大輔新監督(35)、旭川竜谷も、伊藤新平監督から(60)から梅田誠新監督(37)へ。30歳代の新指揮官で新たな伝統をつくっていく。
春夏甲子園に4回出場の旭川実、同7回出場の旭川竜谷が新指揮官でセンバツ出場を狙う。
旭川実・岡本新監督は、7月31日に就任。その日に行った浜頓別戦で7―2で白星発進。夏休み期間中は、道内13校が集まって行った工業高校大会など、練習試合15をこなし、10勝4敗1分けの成績を残した。
旭実は、大会4日目(6日)に旭川東との対戦が決まった。岡本監督は「偉大な監督の跡を継ぐのはプレッシャーはある」としながらも「今夏、あと一歩で、届かなかった甲子園の夢をかなえてやるのがぼくの最初の仕事」ときっぱり言う。
大会まであと2週間だが、ナインの背番号は決めていない。「46人の部員をもっと競わせてからです」と、最後まで競わせるつもりだ。
一方、33年間、旭川竜谷の指揮を執ってきた伊藤監督を引き継いだ梅田監督は、初日(3日)に旭川北と対戦することが決まった。「突然の交代に、心の準備もしていなかった」と梅田監督。チームづくりも「投手を中心に守って勝つ、竜谷カラーを受け継ぐ」と力を込めた。夏休中の練習試合では、「野手陣のミスが目についた」といい、大会までに守備を中心に鍛え直す計画だ。
同世代の監督が就任したことで「ライバルというより、お互い勉強することが増えた。負けられないですね」と2人は口をそろえる。旭川から育った大投手・スタルヒン像の前でがっちり握手し、健闘を誓い合った。