◇甲子園切符目指し
 第90回全国高校野球選手権記念和歌山大会(県高野連、朝日新聞社主催)が9日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で開幕する。甲子園への切符を目指して、39校が出場。今年の開会式は初めて、プラカードを各校の代表が持って入場行進をする。

 ◇学校統合で初の連合チーム
 統合校の海南と串本古座は、大会初となる連合チームとして、それぞれ「海南・大成」「串本」の登録名で出場。海南・大成は、「海南」と「大成」二つのプラカードでの入場行進となる。大成のプラカードを持つ、大成3年で野球部マネジャーの本多亜侑美さん(17)は「学校の代表として正々堂々と行進したい。選手たちには大成で野球を続けてきたことを忘れないでほしい」と話した。

 ◇激戦はDゾーン
 一方、大会は、Aゾーンは3季連続の甲子園出場を目指す智弁和歌山が軸となり、白熱した展開が予想される。各校の実力が拮抗(きっこう)するBゾーンは混戦模様。シード校の田辺工に、市和歌山商や桐蔭などの伝統校が続き、1点を争う好ゲームが期待される。

 Cゾーンは昨夏の和歌山大会、今年の春季県大会で準優勝の高野山を、川口ら主軸の打撃が好調な和歌山西が追う。激戦が予想されるのはDゾーン。防御率1点台後半の好投手・木本を擁する日高中津を筆頭に、最速140キロの直球を誇る館山や昨春のセンバツを経験した辻、前原らが引っ張る県和歌山商が有力だ。

毎日新聞 2008年7月8日16時0分