◇太田工と藤岡北、接戦制す
◇9試合雨天順延
第90回全国高校野球選手権記念群馬大会(県高校野球連盟など主催)は3日目の7日、桐生球場で2回戦2試合が行われ、いずれも延長戦にもつれ込む接戦となった。第1試合はシード校の太田工が延長十回表の勝ち越し点を守り富岡を2-1で降した。第2試合は藤岡北が延長十一回、3-2で前橋南にサヨナラ勝ちした。
この日は雨天のため県営敷島、高崎城南、伊勢崎市の3球場で予定していた2回戦計9試合が順延になった。8日は4球場で2回戦計11試合が行われる。
▽2回戦
【桐生球場】
太田工
0000010001=2
0000010000=1
富岡
(延長十回)
(太)吉田-加瀬
(富)高田-新井
▽二塁打 高田、新井(富)
前橋南
01000100000=2
20000000001=3
藤岡北
(延長十一回)
(前)飛田野、池田-古橋、田村
(藤)荒木-横尾
▽三塁打 山谷(藤)
▽二塁打 古橋(前)
◇応援歌30曲を用意
○…「応援歌選べます」。前橋南の吹奏楽部は選手のリクエストを受け、30曲のレパートリーを用意した。1週間前に希望を募り、それぞれCDを聞いて譜面に起こした。初戦敗退で全曲披露とはならなかったが、池田沙織部長(3年)は「皆、野球の応援を楽しみにしている。負けて残念だけれど、のびのびと吹ける場をくれてありがとう」と、延長までもつれ込んだ好試合に笑顔を見せていた。
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■白球の詩
◇3年間で一番いい投球--富岡・高田優馬投手(3年)
延長十回表1死一、二塁、「打ちとった」と思った球は雨にぬれた一塁ベースにはじかれ右前へ。失策もからみ二塁から太田工の走者が生還、十回裏の反撃も及ばず、チームの夏は終わった。
昨秋からエースの看板を背負い「チームを引っ張らなければ」と練習に励んだ。走り込みを増やして制球ミスの克服に取り組み、球速も137キロまで上がり、他校からも警戒される存在に。
ところが、春の県大会では四球を連発し初戦敗退。この試合での雪辱を誓っていた。
スライダー、カーブも決まり、シード校相手に11奪三振。「3年間で一番いいピッチングができた」
勝利はかなわなかったが、いつも支えてくれる母がスパイクの中敷きに書いた「がんばれ」の言葉に応えられた。涙を見せず球場を後にした。
毎日新聞 2008年7月8日12時0分