「全国高校野球地方大会」(7日)
 茨城大会では、部員わずか15人の公立校・三和のエース石崎剛投手(3年)に、10球団24人のスカウト陣が集結。延長戦の末、多賀に1-2で敗れたが、10回9安打2失点の力投だった。
  ◇  ◇
 プロ注目の石崎剛が、初戦で散った。10回2失点も自責は0。「不完全燃焼。シード校を倒すのが目標だった」と目を真っ赤にした。
 181センチ、77キロの恵まれた体から繰り出すMAX145キロの速球が武器。この日は「緊張してしまった」と最速は141キロで奪三振は9。最後まで直球で押す投球にこだわった。
 スカウト陣も納得の表情で引き揚げた。阪神・中尾スカウトは「初速と終速の差が少なく、いい投手の条件を備えている」と評価した。4月に1年生6人が入部するまで部員9人だった三和がはぐくんだ好投手に、くぎ付けとなった。
 今後の進路については、将来的なプロ入りを視野に、社会人野球で鍛錬を積むことを希望している。「真っすぐで押せる、三振のたくさん取れる投手になりたい」。理想を追い求め、石崎剛は次なる舞台での飛躍を誓った。

7月8日9時53分