2008年7月7日(月)08:15

 島田球場の第1試合、昨夏8強の静岡学園-国際開洋一。1点リードで迎えた四回裏の国際開洋一の守備。二死二塁で一打同点の危機。相手打者の打球は中前に落ち、走者が三塁を回った。

 「絶対に刺す」。中堅の渡瀬竜馬は打球を素早く拾って本塁へ返球。球はバウンドなしで捕手のミットに収まりタッチアウト。本塁捕殺の経験はほとんどなく、「自分でも信じられない力が出た」。


 中学卒業とともに大リーグを目指して渡米したが、言葉や文化の壁にぶつかり、半年で帰国。「日本でしっかり野球をやる」と同校入学後は1歳年下の同級生と汗を流した。生徒会長も務め、「同学年だけど頼れる先輩」(川原田望主将)と信頼は厚い。


 試合は4-2で逆転負け。悔やんだが、「大学を目指す」と夢の続きを歩き出した。