◇中津商、惜敗
 第90回全国高校野球選手権大分大会が5日、大分市の新大分球場で開幕した。今年は49校が参加し、甲子園を目指して熱戦を繰り広げる。昨夏甲子園8強の楊志館が開幕戦で国東に敗れ、早くも姿を消す波乱。第2試合は日出暘谷が中津商を降した。

 大勢の観客が見守る中、開幕した大分大会。球児は緊張した表情を浮かべつつ、元気よく入場行進した。

 昨年優勝校・楊志館の佐藤翔司主将が優勝旗を返還した後、広瀬勝貞知事が「みなさんのひたむきなプレーに県民は感動します。一球に熱い思いを」と祝辞。大分豊府・川嶋謙主将が「一瞬一瞬のプレーに全力を尽くし、喜びや苦しみを分かち合った仲間と夏をさらに熱くすることを誓います」と力強く選手宣誓した。

 ◇国東、17安打で快勝
国東

  01310214=12

  00120000=3

楊志館

 (八回コールド)

 (国)吉留-矢野

 (楊)小坂、小川、松永-南

▽三塁打 〓(国)

▽二塁打 小田、藤原、工藤(国)樋口(楊)

 国東は八回、〓(もくめ)祐樹選手(3年)の2点適時三塁打などで4点を加点し、ダメを押した。楊志館は四回、横尾大輔選手(同)らの連続短打から敵失を絡めて追い上げたが、計17被安打と投手陣が乱れ及ばなかった。

 ◇日出暘谷、投手戦制す
中津商

  000000000=0

  00000003×=3

日出暘谷

 (中)末吉、東-藤原

 (日)坂西-清末

▽三塁打 坂本、清末(日)

▽二塁打 松浪(中)馬渡(日)

 日出暘谷は八回、坂本恭平選手(3年)、清末友彦選手(同)の連続三塁打に敵失を絡め、両チームのゼロ行進に終止符を打った。中津商は末吉翔平投手(同)が七回まで被安打2と力投したが打線がつながらなかった。

毎日新聞 2008年7月6日(6日15時1分)