◇神宮球場で計263校5000人参加
 第90回全国高校野球選手権記念大会の東西東京大会(都高野連、朝日新聞社主催)の開会式が5

日、神宮球場で開かれた。5000人以上の球児が快晴の空の下、元気よく行進。甲子園を目指して

、東西計263校による熱戦の幕が切られた。

 開会式には、出場263校のうち、離島の5校を除く258校が参加した。東京消防庁音楽隊の演

奏に合わせ、東は昨年の優勝校の帝京、西も昨年優勝の創価を先頭に人工芝の上を行進した。

 今年は、北京五輪が開催されるため、全国大会が昨年よりも6日早い8月2日に開幕予定。東西東

京大会の開会も昨年より8日早まった。一部の学校は大会期間が期末試験と重なるため、7~9日は

試合を組まないよう日程を工夫した。

 開会式であいさつした藤井文雄・都高野連会長は「期末試験中に試合をしなければならない学校も

ある。野球だけでなく、勉強もしっかり取り組んでほしい」と話し、「日ごろの練習の成果を生かし

、最後まであきらめないプレーを」と呼びかけた。

 開会式後の西大会開幕戦は、豊多摩が多摩工に10-3で逆転勝ちした。東大会は6日から試合が

始まる。

 ◇「青春ど真ん中」
 ○…「青春ど真ん中の特権をフルに生かし、ここ東京の地を最高に熱い夏にすることを誓います」

。開会式の選手宣誓をしたのは春の都大会で優勝した帝京の杉谷拳士主将(3年)。今どきの高校生

らしいフレーズをちりばめながら、堂々とした態度で熱戦を誓った。

 「とにかく前に出続ける」という性格。小学生の時から高校野球の選手宣誓にあこがれていた。そ

のころから胸の中で温め続けてきたというフレーズ「一人はみんなのために、みんなは一人のために

」の言葉も盛り込んだ。

 3連覇の期待がかかる強豪校だが、杉谷主将は「今の3年の中にはまだ甲子園に出ていない選手も

いる。このチームで最後の夏に、甲子園へ絶対に行きたい」と力を込めた。

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 ◇西大会
 ▽1回戦

 【神宮】

多摩工

  00030000=3

  00007201=10

豊多摩

 (八回コールド)


毎日新聞 2008年7月6日(6日12時1分)