第90回全国高校野球選手権宮城大会は5日、仙台市宮城野区のクリネックススタジアム宮城で開幕し、夏の甲子園出場を懸けた15日間の熱戦が始まった。
開会式では、本年度新加盟の石巻好文館、田尻との合同チームで臨む田尻さくらなど過去最多の82校、81チームの選手たちが、はつらつと入場行進。整列後、先月発生した岩手・宮城内陸地震の犠牲者の冥福を祈り、1分間の黙とうをささげた。
宮城県高野連の庄司恒一会長(仙台二高校長)は「地震で練習がままならず、出場が危ぶまれた県北の高校も参加することができ、大変喜ばしい。選手のみなさんは逆境を乗り越え、野球ができる喜びをかみしめながらプレーしてほしい」とあいさつした。
選手を代表し、白石の松崎大地主将(3年)が「90回の歴史を刻む大会で、地震で被災された方々に勇気と感動を与えられるプレーをし、我々の夢の舞台である甲子園を目指しチーム一丸となって正々堂々戦う」と力強く宣誓した。
大会は5―15日に1―4回戦、21―24日に準々決勝―決勝が行われる。優勝校は、8月2日に甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。
2008年07月05日土曜日(5日15時49分)