◆西武ドーム移動支局8月1~10日

 ◇印象深いファンの声援--大宮東でセンバツ準優勝・平尾博嗣内野手(32)
 --西武ドームで印象深い試合は

 阪神から移籍した直後の01年6月の近鉄戦です。ファールフライを追いかけ、フェンスに激突し、右足骨折の大けが。復帰まで1年以上かかりました。ギプスを半年間はめていて、「歩けるようになるかな」とまで思いました。復帰したロッテ戦で、代打でヒットを打ち、二塁を守りました。戻ってきた時のファンの声援はうれしかったですね。

 --阪神から西武に移籍し、埼玉に戻って8年目ですね

 最初に入った球団を離れるので、本当は嫌だったんですよ。でも地元に戻ってきて、親や高校時代の友人、先生、みんなが気軽に試合を見に来てくれるようになったので良かったなと思います。93年のセンバツ大会で準優勝した大宮東高の仲間とも正月などに会ったりします。

 --今年から「埼玉」を冠につけて、初めて大宮でも試合をしました

 高校3年間なじんだ球場なので、本当に久しぶり。今年は1試合だけですが、ドームとは違った気持ちです。これをきっかけにファンの人たちと選手たちがもっと一体になって、ライオンズをアピールしていけたらいいですね。

 --移動支局に一言お願いします

 ライオンズOBだけでなく、現役の選手が少しでも参加できるチャンスがあれば、いいですね。ユニホームを着た選手を間近に見られると、少年ファンはうれしいですよ。僕は子供のころ、浦和から後楽園球場に通って、巨人の原辰徳さんに声援を送りました。

 ◇昭和のスペシャルフード販売
 ライオンズ・クラシックの期間中、西武ドームやその周辺では昭和時代を味わう「スペシャルフード」を販売している。福岡を本拠地にした西鉄ライオンズにちなみ、宮崎県産和牛使用の「究極のローストビーフ丼」(900円)や「昭和のオムライス」(600円)などが人気だ。

 28、29日のオリックス戦のシリーズ名は「野武士軍団」。日本シリーズ3連覇を果たした選手たちのエピソードを披露する「ライオンズ史研究室」や復刻版新聞記事のプレゼントなどが予定されている。試合開始は両日とも午後6時。

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 ■人物略歴

 ◇ひらお・ひろし
 さいたま市緑区(旧浦和市)生まれ。大宮東高卒。阪神を経て01年に西武入り。内野はどこでも守れる背番号8。

毎日新聞 2008年7月5日(5日14時1分)