2008.7.5 03:01
夏の甲子園出場をかけた第90回全国高校野球選手権茨城大会が5日、水戸市民球場で開幕、球児たちの熱戦が始まる。今年の大会には昨年と同じ106校が参加。たった1枚の“夢切符”を手にするのは果たしてどこか-。
春の県大会を制した常総学院、昨秋の県大会で優勝した霞ケ浦、センバツに出場した水戸商などを軸に展開されそうだ。
常総学院は昨夏の経験者が多く、エース土肥ら投手陣が調子を上げ、島田を中心とした打線も勝負強い。名将・木内幸男監督が復帰、3連覇の期待が高まる。昨秋の王者・霞ケ浦が追う。岡本、大塚の二枚看板は安定感が抜群。打撃に課題が残りそうだが、今春の決勝戦で敗れた雪辱を胸に挑む。
センバツに出場した水戸商は春県地区大会で敗退。だが、エース若杉を盛り立てるバックの守りも堅い。古豪の意地を見せつけたいところだ。攻撃力で迫力のある春4強の土浦湖北は、エースで四番の永田がチームを引っ張る。主軸が好調さを維持できれば面白い存在になりそう。
水戸葵陵も侮れない。どこからでも得点ができる打線が魅力で、エース真家も健在。持ち前のねばり強さで頂点を目指す。開幕目前に監督が解任され、部員の動揺が心配される常磐大高。根本が部員たちの精神的支柱となってチームを引っ張る。好機で着実に得点を重ねる堅実な鉾田一、制球力のいい鈴木を擁する土浦三も見逃せない。初参加の通信制の水戸平成の戦いぶりにも注目。
今年は全体に球威のある投手がそろった。三和の石崎は最速145キロでプロも注目。水戸短大付の投打を支える西尾は最速141キロ、東洋大牛久のエース川尻は140キロ。水戸農の益子も141キロを誇る。