第90回全国高校野球選手権記念熊本大会は5日開幕する。熊本市の藤崎台球場と八代市の県営八代球場であり、順調に進めば21日に代表が決まる。67校が激突する大会を展望した。
春のセンバツに出場した城北と、NHK旗大会を制した鎮西の“2強”を軸にした展開になるとの見方が有力だが、他のシードやノーシード勢にも有力校が多く、ノーシードの八代東が優勝した昨年のような波乱の展開となる可能性もある。
城北は春のRKK旗大会でも優勝。大会屈指の村方友哉投手はキレのある2種類のスライダーを投げる。守備も堅く、攻撃では機動力が増した。鎮西は立岡宗一郎選手、平山洸太郎投手ら破壊力抜群の大型打線に加え、平山投手の速球が他校を苦しめそうだ。
両校に続くのが、春の熊本大会を制した熊本国府、同大会ベスト4で、昨秋の熊本大会準優勝の文徳などのシード勢。ノーシードでは、昨春のセンバツベスト4の熊本工、投手を軸に守りが堅いルーテルや秀岳館、2人の左腕投手が注目の九州学院などが注目株だ。
開幕戦でいきなり、熊本工-開新の強豪同士が対戦。このブロックは秀岳館や八代東、文徳、ルーテルなど強豪がひしめき、息の抜けない激戦区だ。
夢舞台、甲子園に向けて白球を追う高校生の夏が始まる。
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◇昨秋以降の主な大会の成績◇
九州地区高校野球熊本大会(秋)
【決勝】城北3-2文徳
※両校が九州大会出場
九州地区高校野球大会(秋)
【2回戦】鹿児島工12-10文徳(延長12回)
城北3-2中部商
【準々決勝】城北2-1樟南(延長12回)
【準決勝】明豊8-4城北
選抜高校野球大会
【1回戦】安房2-0城北
九州地区高校野球熊本大会(春)
【決勝】熊本国府5-3熊本商
※熊本国府と城北が九州大会出場
九州地区高校野球大会(春)
【2回戦】浦添商8-0熊本国府(7回コールド)
海星1-0城北
RKK旗争奪大会
【決勝】城北11-10八代東
NHK旗大会
【決勝】鎮西8-3熊本国府
毎日新聞 2008年7月4日(4日17時1分)