◇常総学院、霞ケ浦を軸に
 第90回全国高校野球記念茨城大会(県高野連、朝日新聞社主催)が5日、昨年と同じ106校が参加して開幕する。午前9時から水戸市民球場(同市見川町)で開会式があり、大洗-茨城東の一戦で甲子園を目指した熱戦の火ぶたが切っておとされる。

 優勝争いは混戦模様だが、木内幸男監督が復帰し、投打のバランスがとれた常総学院と、岡本力耶(3年)、大塚貴浩(3年)両投手を擁する霞ケ浦を軸に、センバツ出場の水戸商、土浦湖北らが続く。

 水戸商で春夏計7度の甲子園出場実績のある橋本実監督が指揮を執る水城、145キロの速球を投げる石崎剛投手(3年)を擁する三和などの戦いぶりも見どころになりそうだ。

 ◇手作りの楽しい野球を--単位制・通信制の水戸平成学園が初出場
 ◇バイトの選手が多く、練習機会少ないが
 単位制・通信制の水戸平成学園が初出場する。昨年創部し、4月に県高野連に加盟したばかりだ。アルバイトをしている選手が多く、17人がそろって練習できる機会は少ないが、手作りの楽しい野球を目指している。

 学校や地域の協力もあって、水戸市の那珂川河川敷に専用練習場ができ、移動のバスもそろった。先月末には校歌も完成。6日の高萩との初戦を待つばかりだ。

 3日は大洗とチーム結成以来初の練習試合をした。打線が奮起したが、心配されたミスも出て9-19で敗北。それでも神田良太主将(3年)は「楽しかった。次はあきらめないでやりたい」。坂倉弘国監督(67)も「私も選手も発見することがたくさんあった」と話していた。

毎日新聞 2008年7月4日(4日14時1分)