2008.7.4 02:52
第90回全国高校野球選手権大会が5日、県営敷島球場で開会式を行い、67校が甲子園出場を目指し

て争う。今大会は投手力を中心とした守備のチームが多く、接戦の試合展開が増えそうだ。打線の出来

が勝敗の行方を左右するのは間違いなく、少ない好機を得点に結びつけられるかが鍵となる。(楠城泰

介)

 Aブロックは、今年の春季大会で優勝した前橋育英を軸に、同大会でベスト8の樹徳や好投手がそろ

う前橋東、太田商が迫る。

 前橋育英は、大会ナンバーワン投手として注目されるアンダースロー中西に加え、石田、金井と投手

陣が手厚い。同大会6試合で2失策、4失点と堅守を誇り、悲願の甲子園出場を狙う。

 Bブロックは、走攻守そろった総合力の前橋工と県内屈指の右腕田面を擁する桐生商が競う。前橋工

は、130キロ後半から140キロ台の直球を投げる投手が3人おり、4番戸田を中心に強打を誇る。

桐生商の投手陣は、田面のほかに、靱帯(じんたい)移植手術から復活し、平成19年の秋季大会決勝

で好投した周東が控える。

 19年の秋季、今年の春季大会で両校は準々決勝で対戦し、桐生商が前橋工を4-3でいずれも退け

ている。

 Cブロックは、打線の高崎商と堅守の太田工のシード校が軸。高崎商は、角田、吉沢、堤とクリーン

アップに左の強打者がそろい爆発力がある。太田工は、主将吉田を中心に我慢強く守り、チャンスをも

のにしたい。

 Dブロックは、甲子園常連校、桐生一と昨夏の優勝校でノーシードから頂点を狙う前橋商など、強豪

が並ぶ激戦区となった。

 桐生一は、田中、清村の両投手に安定感があり、バントや足を絡めた攻撃で確実に得点を重ねる。昨

夏の決勝で前橋商に惜敗した借りを返したい。前橋商は、今年の春季大会4回戦で敗退するなど結果を

残せなかったが、主将大古を中心にチーム状態は上向いている。