【慶応2-0青森山田】勝つためにはどうすればいいか、という問いを「勝利の方程式」で解いてみせた。慶応が田村―只野の2試合連続無失点リレーで、ベスト8への扉を開けた。

 先発の左腕田村は本調子ではなかったものの、ボールを低めに集めることに集中した。4回1死一、二塁のピンチを併殺で切り抜けるなど、走者を出しても動じない。「右打者の内に途中から投げられた。野手に助けられた」と満面の笑みだ。

 7回途中からは、いつものように只野にバトンタッチ。最初の打者に二塁打を打たれたものの、「2死だったので余裕を持って投げられた」。後続を内野ゴロに打ち取ると、その後も粘りの投球で最後まで本塁を踏ませなかった。

 夏に3勝を挙げたのは、初出場で優勝した1916年の第2回大会以来92年ぶり。大会草創期を盛り上げた古豪は、左右の両輪の活躍で、2度目の頂点まであと3勝とした。

[ 2008年08月14日 15:11 ]