薄日が差す中で始まった第90回全国高校野球選手権大会の開会式。開幕2日前の7月31日に野球部員が強制わいせつ容疑で逮捕され、出場が危ぶまれた桐生一(群馬)の選手たちも元気な姿で行進し、大観衆で埋まったスタンドからひときわ大きな拍手で迎えられた。
群馬大会の優勝旗を手にして行進した鈴木佑太主将は「小さいころからずっと目指してた場所で行進できるのはやっぱりうれしい」と屈託のない笑顔を見せた。1日には、部員同士で「感謝の気持ちを持って謙虚に行進しよう」と話し合ったという。大会直前に揺れたチームは、あこがれの大舞台をしっかりと踏み締めた。