第90回全国高校野球選手権(8月2日開幕、甲子園)南北北海道大会の組み合わせが4日、決定した。南大会の駒大苫小牧は6連覇へ、第3日(15日)第1試合で47年ぶり出場の江別と初戦を迎える。駒苫と準々決勝で対戦する可能性がある北海は、同第2試合で函館大柏稜と対戦。春の王者・東海大四は、開幕戦で函館大谷と激突する。北大会は3季連続甲子園を目指す駒大岩見沢が、開幕日(17日)第3試合に登場、北見北斗と対戦する。

 さすが、3季連続晴れ舞台を狙う“北の王者”は気合が違う。午後2時開始の抽選会に、出場16校のトップを切り、1時間前に会場に到着したのは駒大岩見沢だった。

 今年は強豪校が多い割には、初戦からのつぶし合いはない。注目の駒大岩見沢は初日の3試合目で、北見北斗が相手だ。目の色を変えて挑んでくる旭川勢と、順当なら準決勝以降に対戦する。

 「昨年も同じ初日で、いい感じの抽選で期待が持てます。どこと当たっても同じですが、相手のことはよく分からないので、これから研究したい」と松本駿主将は落ち着いた様子だ。

 春の全道大会は、準決勝で北海道栄に0―1で惜敗したが、その後は個人ノックなどで守備力を強化、投手陣も調子が上向きで万全の態勢で本番に臨む。センバツでは成章(愛知)に2―3の逆転負け。悔しい思いはずっと消えていない。

 「目標はあくまで、甲子園で勝つことしかありません。あの悔しさを、なんとしても晴らしたい。それには、チームが監督さんを含めて気持ちをひとつにしてやるしかありません」と松本主将。リーダーとして連続出場に固い決意だ。

 ◆北見工・櫨山主将「やっちゃった」
「最後から2番目だし、自分までくるとは思っていなかったので、びっくりしました」と選手宣誓を決める1番マークのオレンジ色のボールを引き当てた北見工の櫨山(はぜやま)傑主将。これまで、一度も経験がなく、すっかり戸惑った様子だ。「やっちゃった、という感じ。これから、文章を監督さんと相談して決めます」と気持ちを切り替えて、初の大役に挑戦だ。