【市川口7―0浦和西】偉大な先輩を超える。注目を集める市川口のエース右腕・高木が、7回コールドながら3安打7三振で完封発進した。初回は「緊張で手が震えた」ため22球を要したが、MAX138キロ切れのある速球を中心に中盤以降はテンポ良く投球。10球団20人のスカウトが熱視線を送る中「自己評価は50点。途中からは狙い通りゴロを打たせることができた」と振り返った。

 同校出身で通算180勝を挙げた巨人の斎藤雅樹2軍投手コーチと比較されるが「名前は知っているけど、現役時代を知らないので」と特別意識はない。目標の投手を「ダルビッシュさん(日本ハム)です」と言い切る右腕の目標は、無失点で甲子園に行くこと。現役時代、11試合連続完投勝利の日本記録を樹立し“ミスター完投”と呼ばれた先輩も果たせなかった甲子園へ。残り5試合もマウンドを守り抜く。