私が
心惹かれるものは
コトバの言い回しや
<間>
なんだと思う。
映画で言うと
洋画も観るけど
邦画の方が好き。
もっと言うと
単館映画が
すごく、好き。
ぜんぶを語らなくても
その“間”で伝わること
それが
人によって感じ方が違うんだけど
それが
自分と同じように
感じとってくれる人と巡り会えると
幸せを感じる。
今まで
最も影響を受けた
邦画はふたつ。
ちょっと古いんだけど
昔
渋谷の文化村まで
何回も観に行った。
ひとつは
ロックンロールミシン。
その当時
私の中では
この映画のテーマは
回帰
って感じで受け止めてる
同じような日々の繰り返しの中で
違う世界に触れて
実際にその世界に入り込んで
体感し、経験した中で
最終的には
もともと自分のいた
立ち位置に戻るわけだけど
同じ場所にいるけど
自分の中は全く変わったという
そんな映画。
うまく言えないけど。
たぶん
監督さんの
伝えたいことに
共感したこの映画。
この原作の小説が気になり
たしか
<コム・デ・ギャルソンにいた方が書いた本>
と聞いて
読んでみたけど
映画とは違い
私には
さっぱりわからなかった。
そのときに
行定勲監督ってすごいな、
って思った。
なぜなら
行定勲監督が
この小説を読んで
自分の中で咀嚼して味わった
感じたことを
脚本として立ち上げ
映画という作品に創り上げた訳だから。
その
行定勲ワールドに
私は共感を抱いたわけで。
うまく言えないけど
大好きな映画です。
ちなみに
映画の中で
ブランド名を考えるシーンで
JUDY AND MARY
というワードが出て来て
キャー♥️
と喜んでしまったのは
いうまでもありません(笑)
ダサい加瀬亮さんが
またいい味だしてる。
あとひとつの映画は。。。
熱弁したい映画なので
また次回。