昔、雑誌で戦前のグラビアを見たことがありますが、その中の街の風景に、人材募集のビラが貼ってあって下のほうに 「沖縄人と朝鮮人お断り」
とあったのを思い出しました。
「世界は邪悪に満ちている だが、日本は・・・。」
日下公人(くさか きみんど)・高山正之(たかやま まさゆき)
ワック株式会社 2015年12月発行・より
<高山> 実は、沖縄も朝鮮と気質は似ているようです。
<日下) まぁ、そうかもしれないな。
<高山> 沖縄が復帰する前の一九六〇年代に、ポール・キャラウェイという高等弁務官が沖縄にいた。
彼が日本を去る前に 「沖縄の自治なんて神話だ」 と言い残して帰って行った。
実際には短い文ではなくて、長いスピーチの全文があるんですけど、そこには沖縄人がいかにダメかということが、書き連ねてある。
かれは、グァムやハワイなど米軍基地での中で、沖縄を一番豊かでいいところにしようと思った。 それで医療から金融まで援助した。
たとえば、沖縄の銀行に資金を流入すると、銀行の理事たちは自分の身内にだけ無担保融資をしてしまう。
要するに資金の横流しをして、島民の福利厚生なんかまったく考えなかった。
こんな人たちではどうしようもない。沖縄人には政治能力はないと書き残しています。
組合問題しかり、役所の問題しかり、すべての分野において沖縄人っていうのはまったく当事者能力がないと言っている。「当事者能力がない人間が、何で自治権が欲しいんだ」 と言う。
普天間基地問題で二〇一五年四月に、翁長雄志知事が菅義偉官房長官と面談しましたよね。
そのとき、翁知事は 「粛々」 という言葉を何度も使う菅長官が 「キャラウェイと重なる」 って言ったんです。
沖縄が自分たちの当事者能力を少し反省したのかと思ったのですが、全然違った(笑)
キャラウェイが沖縄に対して言った言葉は、アメリカが朝鮮に対して言った言葉と同じです。
(略)
キャラウェイは、グァムよりも、ハワイよりも、沖縄を一番高い収入を得られる立派な地にしようと思ったのに、自治能力のない沖縄人に裏切られたという。
米国がサジを投げた沖縄のために日本はサトウキビを作らせた。
沖縄振興のためです。アジアから買えばもっと安く買えるのに、補助金まで付けてやった。
それでも収穫が上がらない。
<日下> いや、彼らはもらった補助金で韓国人を雇ったんですよ。自分たちは遊んでいた(笑)
<高山> その通りです。フィリッピン人や韓国人を入れて働かせて、自分たちは働かないわけです。
だから、朝鮮と沖縄も相似形と言ってもいいんです。
朝鮮と中国もまったく相似形。
4月23日 中央公園(埼玉・朝霞)にて撮影