ナチスによる人さらい | 人差し指のブログ

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本を読んで面白かったところを紹介します

 

 

 

 

 

「膨張するドイツの衝撃」

西尾幹二(にしお かんじ)・ 川口 マーン 惠美(かわぐち まーん えみ)

株式会社 ビジネス社 2015年8月発行・より

 

 

 

 

<西尾>     ドイツでは戦争それ自体が最大の目的ではなく、

                       ゲルマン人の理想社会を建設することが目的でした。

 

 

 

ドイツ人が戦争犯罪については謝罪する気がないのはそのためです。

 

 

 

ただし、生物学的人種思想に立脚した行為については謝罪せざるをえなかった・・・・・・・。

 

 

 

生物学的人種思想に立脚した行為が

どんなにひどいものであったかといえば、

ナチスは結婚の管理までしていました。

 

 

 

身障者や病人を抹殺しています。

 

 

その過程で避妊手術や断種手術も行いました。

 

 

ナチスがやったことはすべて通例の戦争犯罪ではありません。

 

 

 

 

私がびっくりしたのは、

東ヨーロッパから20万人ぐらいの金髪の美少年・美少女をさらって来て、その親を殺して、

彼・彼女らをドイツ人にしたことです。

 

 

 

そんなことまでやったんです。

 

 

 

日本の戦争とはまるで較べものにはなりません。

 

 

 

3月12日 和光樹林公園(埼玉)にて撮影