1泊2日 佐賀一人旅
全国第5位(佐賀県第1位)の巨木、川古の大楠を見たあとは、武雄温泉へ。
武雄温泉といえば、竜宮城を思わせる朱塗りの楼門。
釘を一本も使っていないこの楼門は、東京駅を設計した辰野金吾の設計で、大正4年(1915年)に完成した武雄温泉のシンボルです。
今回の旅の宿は、この楼門の前に佇む湯元荘東洋館。
※この写真は翌朝に撮影
18時30分にチェックイン
フロント横には宮本武蔵
湯元荘東洋館は、慶長年間に旅人の宿「諸国屋」として始まり、江戸時代には参勤交代の脇本陣を勤め、宮本武蔵が島原の乱の後、「五輪の書」の想を練ったという創業四百年の伝統を誇る老舗旅館です。
仲居さんに案内されお部屋へ
12畳の和室
ちょいと畳がくたびれていたかな。
こちらは広縁
広縁の先には楼門
広縁から楼門が見えるお部屋です。
武雄温泉にはいくつも宿がありますが、これが決め手で湯元荘東洋館にお世話になりました。
3枚目の写真だと、こちらのお部屋です。
▼中身は空だった昔ながらの冷蔵庫
▼机の上のお菓子は「長崎街道 花の陣」
梅の風味のする瓦せんべいで、美味しかったです。
▼洗面
▼入らなかったけどお風呂
▼トイレ
▼浴衣
夕食時間まで少し時間があるので館内探索へ。
▼ロビー
▼ラウンジ
有田焼のコーナーもありました。
さらに壇ノ浦合戦図屏風もありました。
武雄温泉と壇ノ浦の合戦
何か関係あるのかな?
とググったら
壇ノ浦合戦に際し、源頼朝が武雄神社に密使を使わせ平家追討祈願をしたそうです。
また、壇ノ浦で破れた平家一門が武雄に流れつき、平維盛の孫である六之助らが、都をしのび平家風の手踊りを踊った「かんこ踊」が武雄の伝統芸能になったのだとか。
そして4階の大浴場へ。
夕食時間が迫っていたので、この時は様子見。
夕食の後にゆっくりと入りました。
この大浴場の隣が喫煙所
ここに温泉が流れていて、湯の匂いをかぎながらの一服はなかなかでした。
夕食は19時からお部屋食です。
後ろを振り向くと楼門がライトアップされてきました。
▼お品書き
いただいた順にいきます。
▼赤貝・刺身蒟蒻・胡瓜・クコの実の酢の物
▼サーモン素焼?
コーンの下にサーモンがありました。
▼ハマグリの椀物
▼前菜
▼アサリの胡瓜和え
▼真子
▼煮玉子・そら豆・鶏の鍬焼きなど
粽(ちまき)の中身は白身魚のお寿司でした。
これおいしかったです。
▼刺身はサーモン・ヒラメ・ヒラマサ・磯辺巻き
▼煮物
▼天ぷら
エビを海苔としそで巻いた天ぷらでした。
最後に和牛陶板焼きに着火~
先に野菜です。
好きなお肉は最後に取っておく私。
野菜をいただいたらバターを敷いて
最後に肉だけでいただきました。
シメは炊き込みご飯と赤だし
デザートはフルーツ
ごちそうさまでした。
ボリューム・味ともに満足でございました。
食べ終えると楼門がいい感じにライトアップされていました。
それではその楼門にお散歩へ。
中の建物も素敵です。
こちらで温泉を楽しめます。
明治9年につくられた「元湯」、シンプルな大浴場の「蓬莱湯」
露天風呂やサウナがある「鷺乃湯」
宿に温泉があるからね。
外から見てただけ。
湯元荘東洋館に戻って、入浴しました。
まずは先に紹介した4階の大浴場から
そして湯元荘東洋館にはもうひとつ、1階にも温泉があります。
何が違うの?
4階の大浴場は循環でしたが、こちらは源泉かけ流しでした。
循環とかけ流しでは、かなり違いますね。
ヌルっとした湯ざわりの感じ方が違います。
循環とかけ流しを比較できる貴重な体験でもありました。
いい湯でしたよ~
寝る前にもう一回入って24時ごろ眠りにつきました。
つづく