晴れてほしかった岩首昇竜棚田からの眺め 1泊2日 佐渡一人旅 その12 | 1泊2日一人旅

1泊2日一人旅

休みは取れても2日。
だから旅はいつも1泊2日。
1泊2日でも日本全国行ってみたい。
そんな1泊2日一人旅の記録です。

1泊2日 佐渡島一人旅 2日目

 

佐渡島の最北端近くのニツ亀から県道45号(佐渡一周線)で内海府海岸沿いを一気に南下して行きました。

 

 

 

外海府海岸は見どころいっぱいでしたが、内海府海岸はグーグルマップで調べても両津港まで特に見どころといえるような所がなかったかな。

 

なので両津港まで一気に走りました。

 

 

両津港で朝食と思っていたのですが、朝寝坊の1時間を取り戻すために朝食は抜きにして、大川地区の津神神社へと向かいました。

 

 

江戸時代から廻船の港として栄え、廻船問屋が軒を連ねた大川地区

 

 

朱塗りの橋が架かっています。

 

 

 

橋の朱色と松の緑が絵になります。

 

 

 

 

橋を渡った津神島に鎮座するのが、海の守護神を祀る津神神社です。

 

 

 

 

社殿の奥には2階建ての建物か建っています。

 

 

 

明治18年に建てられた善宝寺

 

これが寺なの?と思いましたが、佐渡では漁業が盛んであった明治の初期頃まで、海上の安全と大漁を祈る善宝寺信仰が厚かったことから、佐渡の各地の海岸沿いに善宝寺が祀られているそうです。

 

1階に海上安全、大漁満足を祈念した善宝寺が祀られ、2階が私設灯台として灯りを灯していたという。

 

改めてよく見ると灯台っぽい感じがしますね。

 

 

 

この先もまだ続いています。

 

 

 

雨で足元が滑るのでこの辺で折り返しました。

 

 

 

次は津神神社から1kmほどのところに建つ姫埼灯台へ向かいました。

 

 

佐渡島初の灯台として明治28年(1895年)に点灯した姫埼灯台

 

日本で現存する最古の鉄塔灯台で「世界灯台100選」にも選ばれています。

 

日本の100選ではなく、世界の100選ですよ。

 

すごい灯台なんです。

 

 

ちなみに日本の灯台で世界灯台100選になっている灯台は5つ

 

この姫埼灯台の他は

 

犬吠埼灯台(千葉県銚子市)

神子元島灯台(静岡県下田市)

三保関灯台(島根県松江市)

出雲日御碕灯台(島根県出雲市)

です。

 

神子元島灯台以外は行ったことがあるな。

 

 

佐渡汽船のフェリーが両津湾に入る時に左側に姫埼灯台が見えるそうですが、その時に私は右舷にいたので見ていなかったです。

 

 

高さは14.2m

 

 

 

灯台の向かいには資料館と休憩室がありましたが、資料館の方は閉まっていました。

 

 

 

続いて赤亀岩へ

 

 

中央部に空洞のある赤亀岩

 

赤っぽい岩が亀に見えるから赤亀岩?と思ったのですが、亀のモニュメントに由来が書かれていました。

 

 

昔、水津の漁師越後屋が漁に出て大時化にあい、進路を失ったとき、大きな亀が現れ、船はその背に乗り港に入ったという。 

越後屋は部落の人たちと話し合い、その岩に赤亀と名付け、岩上に祠を建てた。 赤亀は、船を通す洞穴という意味で別名「あき亀」とも呼ばれ、「佐州巡村記」にも記されている。

※説明文転記

 

 

よく見ると岩の右側に祠がありますね。

 

 

 

2日目はスタートからずっと雨

 

実は1泊2日旅を始めてからこれまで、ずっと雨だったことがなかったんです。

 

通り雨みたいのはありましたが、ずっと雨の中を観光するのは初体験でした。

 

「もしかして俺って、晴れ男か?」

晴れ男ではないにしても「雨男ではない」と思っていました。

 

 

そんな私が今回思ったこと

 

それは「雨でも意外と楽しめるじゃん」って。

 

 

でも、次に行ったところは晴れてほしかったです。

 

晴れてほしかったのはこちら

 

 

岩首昇竜棚田です。

 

この棚田の上に建つ小屋からの眺めが素晴らしいんです。

 

 

 

眼下に広がる棚田とV字の地形、そしてその先には日本海

 

 

こういう高い所から見下ろす海の景色が大好き。

 

しかも棚田との共演

 

晴れてほしかったね。

 

ここは天気の良かった前日に行けばよかったな~と思いながら次の目的地に向かいました。

 

つづく