1泊2日 三陸一人旅
八戸に前乗りして初日の朝を迎えました。
5時10分に起きてホテルの部屋のカーテンを開けると八戸ステーションビュー
真下には青い森鉄道の車両が見えます。
5時35分にチェックアウトして八戸駅へ。
八戸発の一番列車は5時43分発の青い森鉄道の青森行き。
2ヵ月前の旅では、これに乗って野辺地へ。
野辺地から大湊線に乗りました。
今回の旅で乗るのは6時05分発の八戸線の始発列車の久慈行き。
お一人様なら↓こちらの席なんでしょうけど、席は選び放題。
海の見えるのは進行方向左側です。
4人掛けの席に陣取りました。
乗客は数人だったのですが、本八戸からけっこう乗ってきましたよ。
立ってる人もいます。
一人で4人掛け席に座っていてちょっと気まずい。
席に荷物を置いているわけじゃないけど、ちょっとドキドキ。
でも、2つ先の陸奥湊駅でほとんどの人が降りていきました。
ホッと~
皆さん鼻館岸壁朝市に行かれるのかな?
本八戸のホテルに宿泊して、鼻館岸壁朝市に行かれるのでしょうね。
2つ先の鮫駅で上り列車とのすれ違いで3分程停車。
8月の旅の時も思いましたが、鮫ってすごい駅名だよね。
東京には鮫洲駅があるけど。
調べてみると沢(さわ)が訛って鮫(さめ)になったのだとか。
鮫を出てすぐ海が見えてきました。
蕪島神社は撮り損ねてしまったのですが、葦毛崎展望台は写ってました。
▼8月に旅した時の葦毛崎展望台です。
(2021年8月2日)
種差海岸の緑の芝生は車窓からは見えず、松林の中を走っていきました。
種差海岸駅の三つ先の駅は、こちらも気になる大蛇駅。
大蛇は「だいじゃ」ではなく「おおじゃ」と読むようです。
蛇がいるのかな?
陸中八木駅から陸中中野駅まではずっと海沿いを走ります。
陸中中野の先からは少し海から離れて、7時51分に終点の久慈駅に到着~
構内踏切を渡って改札へ。
駅舎を出ると時刻は7時53分
ちょうどいい時間ですね。
レンタカーを借りるのに。
レンタカー店の営業開始時刻は8時からなので。
が、久慈には同一県内乗り捨て料金無料のトヨタレンタカーの営業所がありません。
ニッポンレンタカーと駅レンタカーの営業所はありますが、乗り捨て料金がかかります。
昨年まではニッポンレンタカー派だったのですが、今年に入ってからは同一県内乗り捨て料金無料のトヨタレンタカーばかり利用しています。
そこで三陸鉄道に乗り換え宮古駅まで移動して、宮古でトヨタレンタカーを借りることにしました。
三陸鉄道にも乗ってみたかったしね。
ということで、隣の三陸鉄道の駅舎へ。
駅の中は、あまちゃんがいっぱい。
あまちゃんの向かいには三陸リアス亭。
ここで予約していた三陸鉄道名物駅弁のうに弁当を買ってホームへ。
1両だけの三陸鉄道リアス線、盛行き
けっこう乗ってますね。
進行方向左の海側の席がひとつ空いていました。
良かった~
8時5分に出発~
早速、うに弁当をいただきま~す。
蒸しうにがぎっしり~
ご飯の上にうにの絨毯を敷いたよう。
濃厚なうにの旨味がたまりません。
うま~い。
もう1つ買っといて正解だったね。
実は・・・
二つ買っていたのですよ。
予約していたのはひとつでしたが、予約以外の販売分(1日20個限定)が三つ残っていたので、もうひとつ買っていたのです。
二つ目もペロッと。
うに弁当ダブルで幸せでした。
うに弁当のあとは景色を楽しみましょう。
三陸鉄道では景色の良いスポットで停車してくれます。
まずは野田玉川駅と堀内駅の間にある安家川(あっかがわ)橋梁で停車。
太平洋に流れ出る安家川の河口が見えます。
海沿いを走る道路は国道45号。
山側には鮭の孵化場と建設中の三陸沿岸道路(野田久慈道路)が見えます。
三陸沿岸道路の野田久慈道路区間は今年度(令和3年度)中の開業予定です。
もう1ヶ所は堀内駅と白井海岸駅の間の大沢橋梁で停車。
山側には国道45号の赤い橋が見えます。
徐行ではなく完全に停車してくれるのがいいですね。
譜代駅では下り列車とすれ違い。
車内のドア付近で写真を撮っていたら
「あと1分停車しますからホームに出ても大丈夫ですよ」
と運転手さんが声をかけてくれました。
三陸鉄道の運転手さんはとても親切。
新田老駅と田老駅の駅間がすごく短かったな。
駅間が500mくらいだったような。
新田老駅は昨年5月に開業したばかりのようですね。
宮古駅のひとつ手前の駅は山口団地駅。
駅前に団地が建っています。
日本一駅に近い団地でしょうか?
そして9時45分、宮古駅に到着。
6時5分に八戸駅を出発して3時間40分
楽しい鉄道の旅でした。
つづく