今年に入ってから新幹線を利用して東北を旅するようになりました。
4月に秋田県角館から青森県弘前へ。
6月は山形県と秋田県南部へ。
8月は青森県八戸から下北半島へ。
そして先月は山形県の置賜地方を旅してきました。
この後は、まだ1泊2日旅をしていない岩手県、宮城県、福島県を旅してみよう。
(若い頃にこの3県には行ったことがあります)
まずは岩手県からです。
北海道に次いで2番目に広い岩手県。
何回か分けて行かないといけませんね。
海が好きなので海からかな。
ということで三陸を旅することにしました。
新幹線で前乗りをするようになってから私の旅は・・・
①新幹線停車駅へ前乗り宿泊。
②翌朝、新幹線駅からレンタカー店の営業開始時刻(8時)まで在来線で行けるところまで移動。
③8時以降にレンタカー旅のスタート
というのがスタンダードになりました。
レンタカー店の営業開始まで待っているのは時間がもったいないと始めてみたのですが、始発の在来線に乗るのが楽しいんですよね。
始発のローカル列車に乗るのが旅の楽しみのひとつになりました。
今回はどうするか?
まず思いついたのが盛岡駅に前乗りして、盛岡駅から山田線で宮古駅に向かい三陸に出るルート。
が、これはダメだ。
宮古着が13時17分と昼過ぎになってしまう。
山田線って本数少ないんだね。
8時10分に始発列車がありますが、これは上米内止まり。
これなら8時に盛岡でレンタカー借りた方がいいよね。
次に新花巻駅に前乗りして、新花巻駅から釜石線で釜石駅に向かうルート。
始発が6時53分と少し遅くて釜石着が9時前になってしまいます。
次に一ノ関駅に前乗りして、一ノ関駅から大船渡線で気仙沼駅に向かうルート。
7時25分に気仙沼に着きます。
これかな?
もうひとつ八戸駅に前乗りして、八戸駅から八戸線で久慈駅に向かうルートがありました。
7時51分、久慈着とこれもいいね。
一ノ関から気仙沼か。
八戸から久慈か。
南から北に向かって三陸を旅するか。
北から南へ三陸を旅するか。
選んだのは八戸から久慈でした。
レンタカーの乗り捨て返却と新幹線の割引率などを考慮した結果、八戸駅に前乗りすることにしました。
10月9日、19時45分に上野駅から旅のスタートです。
乗車するのは、はやぶさ45号(こまち45号)の新青森(秋田)行き。
今回で、はやぶさ(こまち)45号に乗るのは3回目になります。
今回もえきねっと50%割引でグリーン車です。
グリーン車の乗客は5人ほど。
8月に乗った時は私ひとりだったから少しは良くなったのかな。
さっそく駅弁タイムに。
この時間だと崎陽軒しか残ってないことが多いのですが、鮭はらこ弁当が売っていました(最後の1個)
久しぶりの缶ビール付き。
緊急事態宣言が解除になったので駅ナカコンビニNEWDAYSでアルコールの販売が再開されました。
(車内販売は2日後の11日から)
温めなくても美味しい崎陽軒のイウマイ。
弁当よりもシウマイのみ15個入り(620円)がお気に入りです。
鮭フレークと鮭粕焼きといくらが乗った鮭はらこ弁当(1200円)
これは普通かな。
22時27分 盛岡に到着。
盛岡で秋田新幹線こまち号が切り離されます。
8月の旅の時も動画を撮ったのですが、今回は別角度から撮ってみました。
はやぶさ号は盛岡を出ると、いわて沼宮内、二戸と停車して23時07分に八戸に到着。
東京は蒸し暑かったのですが、ホームに降りるとかなりひんやり。
8月2日以来2ヵ月ぶりの八戸駅です。
2ヵ月前に行った種差海岸を思い出しますね。
駅構内には2ヵ月前にはなかったものがいくつか展示されていました。
▼「八戸えんぶり」で「太夫(たゆう)」と呼ばれる舞手がかぶる烏帽子
「八戸えんぶり」は、八戸地方で春を呼ぶ伝統行事。
みちのく五大雪まつりに数えられています。
▼白糸威褄取鎧
国宝ですよ(模倣ですが)
南部家7代の南部信光が、南朝の後村上天皇から拝領したものと伝えられ、南北朝時代を代表する鎧だそうです。
▼世界遺産、北海道・北東北の縄文遺跡群コーナー
八戸是川遺跡の土偶と土器が展示されていました。
明日は八戸線の始発に乗りますが、八戸線も青い森鉄道も営業は終了しています。
階段は下りず、左に向かいます。
寝るだけホテルは駅の中。
JR東日本ホテルメッツ八戸です。
駅直結だから楽ちん。
わずか6時間ちょっとの滞在となります。
ショートステイプランで5400円
6時05分発の始発列車に備え、25時30分ごろ眠りにつきました。
つづく