1泊2日+α 山形一人旅 3日目
いつもの1泊2日旅に前乗り前泊したので+αです。
八百坊温泉でサッパリした後は、最後の目的地『西蔵王公園 展望広場』へ向かいました。
山形市街地からレンタカーで20分ほど。
大小6つの沼を含む75haの広大な『西蔵王公園』の展望広場です。
山形市街地の美しい夜景が見られることでも知られています。
夜景の時刻まではいられませんが、ここで夕日を見ることにしました。
展望スペースから山形市街地を一望。
こうして見ると山形市が山に囲まれた盆地であることがよくわかりますね。
もう少しいてもよかったのですが、山形駅でゆっくりしたかったのでこの辺で切り上げ山形駅へ。
トヨタレンタカー山形駅前店にレンタカーを返却。
今回の旅では、鶴岡駅前を出発して山形駅前まで359km走りました。
トヨタレンタカーのよいところ。
『同一県内ならば、乗り捨て料金が無料』なんです。
今回の旅から知ったのですが、もっと早くから知っていればよかった。
乗り捨て料金無料だと旅のルート選びの選択肢が広がりますね。
来月の旅もトヨタレンタカーで乗り捨て予約しました。
徒歩2分ほどで山形駅へ。
まずは駅ビルS-PALへ。
山形に来たら芋煮を食べないと(芋煮の季節は秋らしいけど)
酒造メーカー古澤酒造の宣伝酒場の『澤正宗』へ。
まずは生ビール。
レンタカーを返却した後に一気に飲み干す生ビールは格別ですな。
一番搾りではなく、ラガーなのが◎
そして、澤正宗純米酒(常温)とともに芋煮を。
里芋の他に牛肉やきのこ、こんにゃく、ネギが入った芋煮。
この店ではこれだけ。
少ない?
シメは新幹線の中でいただきますよ。
駅構内へ。
そう言えば、今回の旅で旬のさくらんぼはスルーしてたな。
村山・東根とさくらんぼの産地も通ったのですが、フルーツ狩りは一人ではちょっと抵抗がありますね。
東京行き山形新幹線の最終列車は20時43分発。
発車まで45分あるので在来線のホームへ。
▼前乗り日の新幹線行っちゃった事件でお世話になった山形線の新庄行き
▼山形線の米沢行き
▼仙山線の仙台行き
▼このカラフルな列車は左沢線の寒河江・左沢行き
フルーツライナーの愛称がついています。
この左沢線、つい最近まで『さざわ線』だと思っておりました。
違うんだって。
10日ほど前に偽鉄子みぃさんのブログで『あてらざわ線』と読むのをはじめて知りましたよ。
確かにローマ字がATERAZAWAになってた。
左で『あてら』なんて読めんわな。
寒河江も読み方が難しいですね。
在来線を一通り見て、新幹線のホームへ。
復路も50%割引でグリーン車ですよ。
新幹線50%割引でグリーン車の旅を知ってしまった私。
もう飛行機の旅には戻れないかも。
グリーン車の乗客は私だけ。
座席はこちら
さっそくシメの弁当を広げます。
『九十九鶏弁当』(810円)です。
山寺から八百坊温泉に向かう途中で九十九鶏本舗に立ち寄り購入していたのでした。
この時、「作り立てですよ」と言われ、すぐに食べたい気にもなりましたが、グッとこらえて予定通り新幹線でいただくことに。
これが衝撃のうまさでした。
まず、においにやられたね~
うまそうなにおいがプンプン。
鶏そぼろご飯の上に鶏の照り焼きが二つ。
付け合わせは玉コンニャク、漬物、さくらんぼとパイン。
まずは鶏そぼろから。
甘辛い味付けの鶏そぼろ。
冷めてもおいしいご飯。
相性バッチリ。
鶏そぼろがまるで旨味の絨毯のようで、これはたまらん。
そして鶏の照り焼き。
鶏そぼろとは少し違うタレの味。
絶妙の焼き加減でこれもうまい~
さらに、この付け合わせ陣がすごくいい仕事してる。
玉コンニャクのピリ辛、漬物の酸味、フルーツの甘酸っぱさ。
これらの三種の異なる味が鶏そぼろのうまさを更に引き立てています。
弁当に入っている漬物系は残すことが多い私ですが、これは全部うまかったな。
今まで食べた鶏そぼろは途中で飽きることもあったのですが、この鶏そぼろは味が良いのはもちろんのこと付け合わせ陣の仕事ぶりで全く飽きずにバクバクいただけました。
鶏そぼろ、鶏の照り焼き、付け合わせと全てが完璧な味とバランス。
今まで食べた弁当の中でナンバーワンのうまさ。
二つ買えば良かったね。
旅の最後にこんなにうまいものに巡り合えて、もうビックリでした。
復路の新幹線では寝ちゃうことがほとんどなのですが、弁当の余韻が残っていて全く寝ませんでしたよ。
23時22分、上野駅に到着。
向かいのホームには10月に引退ラストランとなる二階建ての新幹線MAX
次はあれかな~
8月の新潟は暑そうなので新潟は9月に、8月はもう少し涼しいところに旅に出る予定です。