参考資料3186 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

セザールは蟹座
「セザールが7月18日に生まれるとすると、彼は蟹座の生まれになる。次にはこの占星術の面からセザールがどんな人物であるかさぐってみたい。当然そこにはノストラダムスの予言している”なにか”があるはずである。
 まず蟹座の人間の特徴について述べたい。

■蟹座(CANCER)■守護星=月
・性質 親切で、敏感で、同情的である。母性本能、父性本能が強く、思いやりがある。保護者的。慎重、機敏、倹約家。感情が豊かで、すぐれた家庭のつくり手。
・分類=女性サイン、運動サイン、水象サインに属する。
・人体区分=胸、胃、乳房を支配する。

 これが蟹座生まれの人間の特徴だが、さらにホロスコープではほかの星との関連からくわしくセザールの身上調査をしてみた。

セザールの性格上の特徴
・家庭環境→中流の上くらい
・両親→自由主義者で、自由奔放に育てられる。家庭の宮である第四宮(蟹座)に太陽、月、火星が入っている。これはめぐまれた家庭でのびのびと育つことを意味している。また恋愛と娯楽の宮である第三宮に美と調和の星、金星が入り、天王星が正反対の位置にある。これは一風変わった愛情表現のしかたで育てられたことを示している。
・両親はインテリ、教育程度は水準以上。
・母親の影響を強く受ける。
・幼児から芸術の才能にめぐまれる。これは知識の宮である第三宮に芸術性を表わす金星が位置していることからわかる。
・独立心旺盛である。これはアセンダント(上昇星座)が牡羊座であることから、子供時代に火星(牡羊座の守護星)の影響を強く受けて育つからである。火星は情熱的、エネルギッシュ、勇気、パイオニアシップ、決断、冒険心、抵抗力、リーダーシップなどを表わす。
・多面的な要素。これは「Yの座相」の軸となっている蟹座に3つの惑星、つまり太陽(栄光と名声・威厳と支配力)、月(母性と保護心・神秘性)、火星が入っていることからくる。
・子供のころから天才的な要素。一歩まちがうと、異端児になりやすい。これはなによりも束縛されることをきらう射手座に天王星(独創性・自由と改革・革新性)が入っていることによる。

 これがセザールの占星術的な身上調査の結果である。また特筆すべきことは、「Yの座相」の軸にあたるところに太陽、月、火星の3つが入っていることである。これは3つの惑星のもつ性質が蟹座(大地・救済)に向かっていっしょに働きかけることを意味している。また職業の宮である第十宮に救済を意味する海王星がある。そして統治星(上昇星座の支配星)に火星(勇気・統率力)があるのでその影響が強い。これらを考え合わせれば、セザールが人類の救世主になって不思議はないのである。まさにこの「Yの座相」こそ救世主の座相といえるだろう。
 またセザールの統治星が火星であることは、ノストラダムスも予言していることである。彼は『諸世紀』の序文”息子セザールへ宛てた手紙”のなかで次のように書いている。
 
おまえはひとりで、火星の目じるしの下を、おまえの子供時代の第一期を回転するのだ

 つまりこれは、セザールが子供時代に火星の影響を強く受けて育つことを意味しているのだ。火星は勇気とパイオニア精神を表わし、リーダーシップをも意味している。セザールの生まれは蟹座だが、この統治星の影響を子供時代に強く受けるということは、大人になったセザールが火星のもつ性格を十分に発揮するだろうことを意味している。そのことをノストラダムスはすでに知っていたと思われる四行詩がある。あの滅亡の始まる日を予言している有名な予言詩である。
 そのなかの四行目、最後の詩句でノストラダムスは、

 その前後、マルスは幸福の名のもとに支配するだろう

 と予言している。マルスとは火星のことである。つまりは以上述べたように、火星を統治星にもつセザール自身のことを”マルス”と呼んでいるのである。
 このマルスが「幸福の名のもとに支配する」とはなにか。そこにセザールが人類滅亡のその日までに果たす役割の謎が隠されている。その日まで待つことのできないわれわれは、ノストラダムスの予言詩とセザールの出生天宮図の解釈の両面からその謎に迫ってみようと思う。きっと、かなり真実に近い地球の姿とセザールの行動がわかるはずである。
 なお、この予言詩の2行目にある「空から恐ろしい大王がやってくる」の一節は、この滅亡のはじまる年に、彗星か巨大な隕石、あるいは小惑星が地球に衝突していることを予言しているのである。ノストラダムスはセザールに宛てた序文のなかで、”宇宙的な規模の大災害”が起こると書いている。それがどのくらい巨大なのか、いまは数字で示すことはできないが、この衝突によって起こる被害と混乱が人類を滅亡へと導く決定的な引き金の役割を果たすことだけは断言できる。それによって世界経済は破綻をきたすだろうし、地球の気象条件も根本的に変わってしまうのである。」
「ノストラダムスの遺言書」ダニエル・ルゾー著・流 智明監修より

感想
>・性質 親切で、敏感で、同情的である。母性本能、父性本能が強く、思いやりがある。保護者的。慎重、機敏、倹約家。感情が豊かで、すぐれた家庭のつくり手。

自分で言うのも何だが、現在の私はこんな感じである。ただし、売られたケンカは買うかもしれないので、優しくはないかもしれないが。もっとも、死にたい奴は死ねばいいがモットーなので、冷たい奴と思われていると思うが。(少なくとも石破さんを責めている常識人よりは同情的だと思うけどね。)

>・母親の影響を強く受ける。

密かに母親の虐待などによる最高傑作だと自負している。(念のため、マザコンではない。)

>これらを考え合わせれば、セザールが人類の救世主になって不思議はないのである。まさにこの「Yの座相」こそ救世主の座相といえるだろう。

1985年7月18日生まれの人なんて沢山いるだろう。世界に0歳~100歳までの人間が等しい割合で存在していると仮定する(実際は違うが)と、101×365=36865 また、現在の地球の人口は82億人だそうなので、(1/36865)×8200000000=222433.2
よって、約22万人(以上)いる。

>おまえはひとりで、火星の目じるしの下を、おまえの子供時代の第一期を回転するのだ

軍神マルスに虐待されるのか。

>なお、この予言詩の2行目にある「空から恐ろしい大王がやってくる」の一節は、この滅亡のはじまる年に、彗星か巨大な隕石、あるいは小惑星が地球に衝突していることを予言しているのである。

「五島勉の大予言」によると、「別のもの」が現れれば人類滅亡は起こらず先に延ばせるらしいので「別のもの」が現れたのだろう。

「ブロワ城の問答」
王妃「わかりませぬ。信じられませぬ。ほんとうですか。ほんとうに1999年、この“恐怖の大王”とか申すものが降ってくるのですか?」
ノストラダムス「降りまする」
王妃「不吉な予言じゃ、・・・・して、その“恐怖の大王”とやらはどのようなものなのですか?」
ノストラダムス「さて、それはむずかしいご質問です。なんとお答えすればよいのか、わたくしにもよくわかりませぬ」
王妃「わかりませぬと?それでは通らぬでしょう。それが降ってくると書いた以上、そなたにはわかっているはずです。いったい、それはどんな怪物ですか?どんな姿をしておるのですか?」
ノストラダムス「姿は見えませぬ」
王妃「姿が見えぬ?」
ノストラダムス「はい。・・・・しかし、誤解なさいませぬよう。幽霊という意味ではありませぬ。姿そのものはあるのかもしれませぬ。しかし見えないのです。おそらく、それはひじょうに高い空の上におり・・・・目にもとまらぬ速さで降ってくるのでしょう。そのためか、それだけはわたくしにも見えませんでした」
王妃「では、ほかのものは見えたと申すのか?」
ノストラダムス「はい」
王妃「未来に起こることどもがか?」
ノストラダムス「はい」
王妃「おそろしいことを申す」
王妃「それだのに“大王”だけは見えなかったという。では、なぜそれが降ってくるのがわかったのです?」
ノストラダムス「そう感じられたからです。また、降ったあとのありさまが見えました」
王妃「おお、それはどのような?」
ノストラダムス「申せませぬ、言葉では・・・・。ともかく、それが降ったあと、すべては変わり果てておりました。・・・・信じられぬような未来の都や街々も、男とも女ともわからぬ人々も」
王妃「なんと?男とも女ともわからぬ?」
ノストラダムス「はい。そのような人々が見えました。それらが未来の街々とともにすべて・・・・」
王妃「変わり果てていた、つまり滅びていたと?」
ノストラダムス「はい」
王妃「何によって?戦いによってですか?剣とか火とか騎兵隊とか?」
ノストラダムス「いや、そのいずれでもありませぬ。そのようなものではないのです。・・・・しいて申せばそれは・・・・さよう、なんでもないものでした、なんでもないものが降るのです。・・・・それが恐怖の大王です。それによってすべては消え、失われ・・・・元のかたちをとどめなくなるのです」
王妃「それは避けられぬものですか?そのとき人々は、黙って待っているほかはないのですか?神や天使は何もしてくださらぬのですか?救いはないのですか?」
ノストラダムス「ありませぬ」
ノストラダムス「救いなどどこにもありませぬ。人々は滅びるほかないのです。それがそのときの人々の定めと申すものです。ただし・・・・」
王妃「ただし?」
王妃「おもしろい、ノストラダムス殿。いったいそれはどこに降るのです?このブロワやパリにも降りますか?ほかの国々にも?どことどこに降るか、ひとつずつわらわに教えてはくれませぬか?」

王妃「しかし、そなたはあのとき、“ただし”と言いましたね。1999年7の月、世界は滅びる、救いはどこにもない、“ただし”と・・・・」
ノストラダムス「そう・・・・そうでございました。たしかにそう申しました。1999年、恐怖の大王が降る、救いなどどこからも来ない。ただし、と」
王妃「そのあとを聞きたい」
王妃「“ただし”どうなのです?そなたはあのあと何を言おうとしたのです?」
ノストラダムス「しいて申せと仰せられるなら、お教えいたしましょう。・・・・わたくしはあのとき、こう申し上げようと思ったのです。Mais,si autre(ただし、もし“別のもの”が)・・・・と」
王妃「別のもの?」
ノストラダムス「はい」
王妃「それはなんじゃ?」
ノストラダムス「わかりませぬ。・・・・それはまだ、遠い霧のかなたにあります。果たして現れるかどうかもわかりませぬ。ただ、もしも終わりの前・・・・恐怖の大王が降る前に、その“別のもの”が現れれば・・・・」
王妃「現れれば?」
ノストラダムス「そうすれば、おそらく人間は---1999年7の月にも、きっと滅びずに済むであろう、と」
王妃「それは喜ばしいこと。その正体を知りたいものじゃ。その“別のもの”とは人間ですか?」
ノストラダムス「・・・・」
王妃「新しい救世主のような?」
ノストラダムス「・・・・」
王妃「申しなさい。そなたは未来が見えると言った。“恐怖の大王”のほかはなんでも。ならばその“別のもの”も見えているのでしょう?」
ノストラダムス「いいえ」
ノストラダムス「終わりのころのありさまでわたくしに見えるのは、大地震や飢えや戦いや・・・・不思議な乗りものや光る鳥・・・・そして“大王”が降ったあとの惨状・・・・それだけです。“大王”が見えないのと同様、その“別のもの”も見えませぬ。ただ、もし“別のもの”が現れれば、そうした終わりのむごいありさまも消えていくように思われるのです。・・・・そのときも戦いや欠乏は起こり、人々は苦しむでしょうが、“恐怖の大王”は降らず、“光の反対のもの”も襲っては来ない・・・・。そして人間は、苦しみながらもつづいていくでありましょう。終わりはたぶん、先に延ばせるでありましょう。“別のもの”が現れさえすれば・・・・」
「ノストラダムスの大予言Ⅱ」五島勉著より
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11932834832.html

念のため、「ノストラダムスの大予言」ではなく「五島勉の大予言」である。

補足:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11943874085.html

おまけ