箴言 その64
「10 正しい者を悪い道に惑わす者は、みずから自分の穴に陥る、しかし誠実な人は幸福を継ぐ。
11 富める人は自分の目に自らを知恵ある者と見る、しかし悟りのある貧しい者は彼を見やぶる。
12 正しい者が勝つときは、大いなる栄えがある、悪しき者が起るときは、民は身をかくす。
13 その罪を隠す者は栄えることがない、言い表わしてこれを離れる者は、あわれみをうける。
14 常に主を恐れる人はさいわいである、心をかたくなにする者は災に陥る。
15 貧しい民を治める悪いつかさは、ほえるしし、または飢えたくまのようだ。
16 悟りのないつかさは残忍な圧制者である、不正の利を憎む者は長命を得る。
17 人を殺してその血を身に負う者は死ぬまで、のがれびとである、だれもこれを助けてはならない。
18 正しく歩む者は救を得、曲った道に歩む者は穴に陥る。
19 自分の田地を耕す者は食糧に飽き、無益な事に従う者は貧乏に飽きる。」
旧約聖書「箴言」第28章10節~19節
感想
>10 正しい者を悪い道に惑わす者は、みずから自分の穴に陥る、しかし誠実な人は幸福を継ぐ。
「28:10正しい人を悪の道に迷い込ませる者は
自分の掘った穴に落ちる。無垢な人々は良い嗣業を受ける。」(新共同訳)
何となく、この人たちを連想した。https://entert.jyuusya-yoshiko.com/komi-katore/念のため、悪く言うつもりは全くない。何をしようと自己責任だろう。
>11 富める人は自分の目に自らを知恵ある者と見る、しかし悟りのある貧しい者は彼を見やぶる。
「28:11金持ちは自分を賢いと思い込む。弱くても分別ある人は彼を見抜く。」(新共同訳)
金を持っているだけで自分が賢いと思う人なんているのかな。賢いなんて思わないから、次には名誉を手に入れたい(買いたい)と思うのではないだろうか。
>12 正しい者が勝つときは、大いなる栄えがある、悪しき者が起るときは、民は身をかくす。
「28:12神に従う人々が喜び勇むと輝きは増し
神に逆らう者が興ると人は身を隠す。」(新共同訳)
「黙示録の獣」(反キリスト)が現われるとしたら、どんな人物なのだろう。よく言われるのが、初めは救世主のような顔をして現われるが、徐々にその本性を現すというもの。
興味がある人はこちら。https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12128591166.html
さらに暇な人はこちら。https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11105321692.html
因みに、「ヨハネの黙示録」によると、人民は、再臨するイエスの「怒り」から身を隠したいようである。
「12 小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、
13 天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。
14 天は巻物が巻かれるように消えていき、すべての山と島とはその場所から移されてしまった。
15 地の王たち、高官、千卒長、富める者、勇者、奴隷、自由人らはみな、ほら穴や山の岩かげに、身をかくした。
16 そして、山と岩とにむかって言った、「さあ、われわれをおおって、御座にいますかたの御顔と小羊の怒りとから、かくまってくれ。
17 御怒りの大いなる日が、すでにきたのだ。だれが、その前に立つことができようか」。」
「ヨハネの黙示録」第6章12節~17節
基本的に、「ほふられた小羊」は「真理の御霊」(契約の使者)と考えているが、ここでは「再臨するイエス」の怒りだろう。(シンクロニシティーレベルである。)
>13 その罪を隠す者は栄えることがない、言い表わしてこれを離れる者は、あわれみをうける。
「28:13罪を隠している者は栄えない。告白して罪を捨てる者は憐れみを受ける。」(新共同訳)
ところで、前出の小嶺麗奈容疑者と田口淳之介容疑者は、大麻が誰の物かで小嶺麗奈容疑者は自分の物、田口淳之介容疑者は2人の物と供述して互いをかばい合っているようである。
因みに、大麻は使用は違法ではないが所持は違法である。(誰の物かという事は非常に重要だと思われる。)https://lmedia.jp/2014/06/26/54005/
>14 常に主を恐れる人はさいわいである、心をかたくなにする者は災に陥る。
「28:14いかに幸いなことか、常に恐れを抱いている人。心の頑な者は苦難に陥る。」(新共同訳)
新共同訳の方は「主」が抜けているね。パニック障害じゃないんだから。「悔い改めよ、天国は近づいた」(「マタイによる福音書」第3章2節,第4章17節)だろう。
>17 人を殺してその血を身に負う者は死ぬまで、のがれびとである、だれもこれを助けてはならない。
「28:17流血の罪の重荷を負う者は、逃れて墓穴に至る。だれも彼を援助してはならない。」(新共同訳)
殺人を犯したら、その遺族の命でも(たまたま)救わなければ、取り返しは付かないだろう。
「15 犬ども、まじないをする者、姦淫を行う者、人殺し、偶像を拝む者、また、偽りを好みかつこれを行う者はみな、外に出されている。」
「ヨハネの黙示録」第22章15節
いじめで自殺に追い込んだ人も同様だろう。人に恨まれているのに選民になれる訳がない。いじめで裁かれて改心させられた人は、長い目で見れば幸いだろう。
「3 この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。」
「ヨハネの黙示録」第1章3節
「13 またわたしは、天からの声がこう言うのを聞いた、「書きしるせ、『今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいである』」。御霊も言う、「しかり、彼らはその労苦を解かれて休み、そのわざは彼らについていく」。」
「ヨハネの黙示録」第14章13節
この厳密な意味は、イエスを信じて死ぬ死人は千年王国で復活するので幸いである、という意味である。ダブルミーニングで、シンクロニシティー的に解釈出来ない事もない。
おまけ