参考資料1723 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

ペテロの第一の手紙 その5
「同じように、妻たる者よ。夫に仕えなさい。そうすれば、たとい御言(みことば)に従わない夫であっても、
あなたがたのうやうやしく清い行いを見て、その妻の無言の行いによって、救に入れられるようになるであろう。
あなたがたは、髪を編み、金の飾りをつけ、服装をととのえるような外面の飾りではなく、
かくれた内なる人、柔和で、しとやかな霊という朽ちることのない飾りを、身につけるべきである。これこそ、神のみまえに、きわめて尊いものである。
むかし、神を仰ぎ望んでいた聖なる女たちも、このように身を飾って、その夫に仕えたのである。
たとえば、サラはアブラハムに仕えて、彼を主と呼んだ。あなたがたも、何事にもおびえ臆することなく善を行えば、サラの娘たちとなるのである。
夫たる者よ。あなたがたも同じように、女は自分よりも弱い器であることを認めて、知識に従って妻と共に住み、いのちの恵みを共どもに受け継ぐ者として、尊びなさい。それは、あなたがたの祈が妨げられないためである。
最後に言う。あなたがたは皆、心をひとつにし、同情し合い、兄弟愛をもち、あわれみ深くあり、謙虚でありなさい。
悪をもって悪に報いず、悪口をもって悪口に報いず、かえって、祝福をもって報いなさい。あなたがたが召されたのは、祝福を受け継ぐためなのである。
「いのちを愛し、
さいわいな日々を過ごそうと願う人は、
舌を制して悪を言わず、
くちびるを閉じて偽りを語らず、
悪を避けて善を行い、
平和を求めて、これを追え。
主の目は義人たちに注がれ、
主の耳は彼らの祈にかたむく。
しかし主の御顔(みかお)は、悪を行う者に対して向かう」。」
「ペテロの第一の手紙」第3章1節~12節

感想
>たとえば、サラはアブラハムに仕えて、彼を主と呼んだ。

怪しい情報である。「主」はただ一人で恐れ多くて「主」なんて呼ばないだろう。

「1 アブラムの妻サライは子を産まなかった。彼女にひとりのつかえめがあった。エジプトの女で名をハガルといった。
2 サライはアブラムに言った、「主はわたしに子をお授けになりません。どうぞ、わたしのつかえめの所におはいりください。彼女によってわたしは子をもつことになるでしょう」。アブラムはサライの言葉を聞きいれた。
3 アブラムの妻サライはそのつかえめエジプトの女ハガルをとって、夫アブラムに妻として与えた。これはアブラムがカナンの地に十年住んだ後であった。
4 彼はハガルの所にはいり、ハガルは子をはらんだ。彼女は自分のはらんだのを見て、女主人を見下げるようになった。
5 そこでサライはアブラムに言った、「わたしが受けた害はあなたの責任です。わたしのつかえめをあなたのふところに与えたのに、彼女は自分のはらんだのを見て、わたしを見下げます。どうか、主があなたとわたしの間をおさばきになるように」。
6 アブラムはサライに言った、「あなたのつかえめはあなたの手のうちにある。あなたの好きなように彼女にしなさい」。そしてサライが彼女を苦しめたので、彼女はサライの顔を避けて逃げた。」
「創世記」第16章1節~6節

「主」に「わたしが受けた害はあなたの責任です」なんて言うか?

>あなたがたも、何事にもおびえ臆することなく善を行えば、サラの娘たちとなるのである。

「そしてサライが彼女を苦しめたので、彼女はサライの顔を避けて逃げた。
7 主の使は荒野にある泉のほとり、すなわちシュルの道にある泉のほとりで、彼女に会い、
8 そして言った、「サライのつかえめハガルよ、あなたはどこからきたのですか、またどこへ行くのですか」。彼女は言った、「わたしは女主人サライの顔を避けて逃げているのです」。」
「創世記」第16章6節~8節

全然善人じゃないね。念のため、サライはサラの以前の名前。

>夫たる者よ。あなたがたも同じように、女は自分よりも弱い器であることを認めて、知識に従って妻と共に住み、いのちの恵みを共どもに受け継ぐ者として、尊びなさい。

時代に合わないから更新が必要だろう。(イエスも大分更新した。)

>「いのちを愛し、
さいわいな日々を過ごそうと願う人は、
舌を制して悪を言わず、
くちびるを閉じて偽りを語らず、
悪を避けて善を行い、
平和を求めて、これを追え。
主の目は義人たちに注がれ、
主の耳は彼らの祈にかたむく。
しかし主の御顔(みかお)は、悪を行う者に対して向かう」。

この原文は、「詩篇」第34篇12節~16節らしい。

「34:12 さいわいを見ようとして、いのちを慕い、ながらえることを好む人はだれか。
34:13 あなたの舌をおさえて悪を言わせず、あなたのくちびるをおさえて偽りを言わすな。
34:14 悪を離れて善をおこない、やわらぎを求めて、これを努めよ。
34:15 主の目は正しい人をかえりみ、その耳は彼らの叫びに傾く。
34:16 主のみ顔は悪を行う者にむかい、その記憶を地から断ち滅ぼされる。」
「詩篇」第34篇12節~16節

一応、前後も抜き書きしておこう。

「34:3 わたしと共に主をあがめよ、われらは共にみ名をほめたたえよう。
34:4 わたしが主に求めたとき、主はわたしに答え、すべての恐れからわたしを助け出された。
34:5 主を仰ぎ見て、光を得よ、そうすれば、あなたがたは、恥じて顔を赤くすることはない。
34:6 この苦しむ者が呼ばわったとき、主は聞いて、すべての悩みから救い出された。
34:7 主の使は主を恐れる者のまわりに陣をしいて彼らを助けられる。
34:8 主の恵みふかきことを味わい知れ、主に寄り頼む人はさいわいである。
34:9 主の聖徒よ、主を恐れよ、主を恐れる者には乏しいことがないからである。
34:10 若きししは乏しくなって飢えることがある。しかし主を求める者は良き物に欠けることはない。」
「詩篇」第34篇3節~10節

「34:17 正しい者が助けを叫び求めるとき、主は聞いて、彼らをそのすべての悩みから助け出される。
34:18 主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれた者を救われる。
34:19 正しい者には災が多い。しかし、主はすべてその中から彼を助け出される。
34:20 主は彼の骨をことごとく守られる。その一つだに折られることはない。
34:21 悪は悪しき者を殺す。正しい者を憎む者は罪に定められる。
34:22 主はそのしもべらの命をあがなわれる。主に寄り頼む者はひとりだに罪に定められることはない。」
「詩篇」第34篇17節~22節

おまけ