参考資料1065 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

ボストンのポプラ並木 その5
「ハーバードメディカルスクールのキャンパスは、メディカルエリアと称される区画に学舎が壮大に建ち並んでいた。その荘厳な雰囲気のキャンパスの周りには、たくさんの研究棟、いくつものハーバード大学系列の大病院がひしめきあっていた。どの病院も世界トップクラスの名門病院だという。
 バカンティ研が入っていたソーン・ビルディングは、ハーバード大学医学部の卒業式などが行われる象徴的な建物であるゴードン講堂の真裏に位置していた。研究棟の入り口はIDカードで管理されており、初日は小島先生の後について入る。行き交う人たちの体格は大きく、エレベーター内で耳にする会話はまったく聞き取れなかった。緊張の中、13階の研究室に着いた。ドアを開けると大きな白衣を着たアナが笑顔で駆け寄ってきた。「本当に来たのね。楽しみに待っていた」といきなりのハグ。少々動揺しつつも、お土産のヨックモックのシガールと凮月堂のゴーフルを手渡した。「日本のお菓子大好き」と笑顔で包みを開け、研究室の窓際に並べていた。
 研究室の窓からは病院専用のヘリコプターの発着場が見えた。実験台の高さも日本に比べるととても高く、与えられたデスクも大きかった。ところが、実験台の上には年代物の光学顕微鏡とポリメラーゼ連鎖反応(PCR、Polymerase Chain Reaction)という実験に使うサーマルサイクラーと高速遠心機が遠慮がちに置かれているくらいで、女子医大の設備のよさ、恵まれた環境を再認識した。「今回は将来の本格的な留学のための経験にしかならないと思うけど」と小島先生は言っていた。
 キャンパス内を見て回り、学食で昼食をとった。ブッフェ形式での量り売りになっていた。ホムス(ヒヨコ豆のディップ)やタコスなど日本の大学の学食では見ることのない料理がずらりと並んでいた。お寿司もあり、デザートにカップケーキなども選ぶことができ、多国籍な文化を感じることができた。」
「あの日」小保方晴子著より

感想
>ドアを開けると大きな白衣を着たアナが笑顔で駆け寄ってきた。

アナさんについてはこちら。http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12155402887.html

>「本当に来たのね。楽しみに待っていた」といきなりのハグ。

「楽しみに待っていた」は「I was looking forward to you.」ぐらいかなと思って調べてみた。中学英語だしね。
http://hapaeikaiwa.com/2013/06/10/%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AB%E4%BC%9A%E3%81%86%E3%81%AE%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82%E3%80%8D%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84/
いや~、すっかり忘れてしまっていたよ。後に続くのが不定詞か動名詞かなんて。そういえば、「look forward to ~ing」(~を楽しみに待つ)で覚えたような気がしてきた。まぁ、何かを訳さなきゃいけない時は辞書を見れば問題ないけどね。
http://ejje.weblio.jp/sentence/content/was+looking+forward+to

>少々動揺しつつも、お土産のヨックモックのシガールと凮月堂のゴーフルを手渡した。

ヨックモックのシガールはこちら。http://www.yokumoku.co.jp/products/cigare.html
凮月堂のゴーフルはこちら。http://www.fugetsudo-ueno.co.jp/catalog_gaufret.html

おまけ