参考資料760 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

「UFOと予言「少しだけ先の未来」」の続き
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/day-20150628.html
「そしてUFOと予言がもっと端的に結びついているのが「UFOコンタクティ」というムーブメントだろう。UFOコンタクティとは、いわゆる地球にやってきた宇宙人とコンタクトしたと称する人物のことだ。
 彼らと彼らを信奉する者にとって宇宙人は地球の行く末を知る予言者で、近似的な神様のような存在であった。それは現代的な解釈を取り入れた規模の小さな宗教団体としての様相を持ち、50年代初頭に現れ、しばらくの間UFO業界を科学的なUFO研究と二分する勢力となる。
 その発端に位置する代表的な人物を挙げると、「地球における核兵器の使用や核実験が他の惑星にも影響があるので、それを阻止するため」にやってきた金星人とコンタクトしたとするジョージ・アダムスキー、タラリオン星人から「貞操観念の欠落と核戦争が地球を自滅させる」と言い渡されたトルーマン・べサラム、アランと名乗る宇宙人に先の二人と似たような核による脅威を伝えられたダニエル・フライなどがいる。
 コンタクティは他にも大勢いたが、そんなその他大勢の祖となるのがアダムスキーだ。UFOコンタクティとして先鞭をつけ、汎用性のある思想と活動のフォーマットを築いた。
 現代ではUFOコンタクティという言葉は廃れた感があるが、そのフォーマットは「少しだけ先の未来」の信仰のあり方を予見していたかのようでもあり、ニューエイジ運動やスピリチュアル・ムーブメントと融合し現在でも生きながらえている。
 彼らがコンタクトしたとするのは、我々より高度に発達した科学と文化を持った宇宙人で、前に書いたように、地球来訪の目的のそのほとんどが核戦争や環境汚染による地球の危機を訴えるものであった。そこに見えるのは冷戦下の緊張状態の中で核戦争は避けられないだろうという当時の「少しだけ先の未来」への恐れだろう。

 最後にもう一度ケネス・アーノルド事件に戻ろう。UFOに「少しだけ先の未来」が反映されているのであれば、この事件から60年余りの時間を経た我々の科学技術は当時目撃されたUFOを追い越しているはずだ。
 この事件でアーノルドが目撃したとされているUFOの速度はアーノルドの目算で約1200マイル(マッハ1.5)と、これは現代のジェット戦闘機と比べるとそれほど速いスピードではない。そして現在はよく知られていることだが、その飛行物体のフォルムは、この事件によって「空飛ぶ円盤」という言葉が生まれたにもかかわらず、アーノルドが目撃した物体は円盤型ではなく、当時すでに実在していた全翼機に近いフォルムだった。これを加味すると、アーノルドが目撃したUFOは、我々の技術力がすでに追い抜いていると言ってもよいだろう。
 UFOは、鼻先にぶら下げられたニンジンのように、少しだけ先の未来を飛び、様々なメッセージを投げかけ続ける「予言」なのだ。」
「検証 予言はどこまで当たるのか」ASIOS・菊池聡・山津寿丸著より

感想
>その発端に位置する代表的な人物を挙げると、「地球における核兵器の使用や核実験が他の惑星にも影響があるので、それを阻止するため」にやってきた金星人とコンタクトしたとするジョージ・アダムスキー、タラリオン星人から「貞操観念の欠落と核戦争が地球を自滅させる」と言い渡されたトルーマン・べサラム、アランと名乗る宇宙人に先の二人と似たような核による脅威を伝えられたダニエル・フライなどがいる。

何か子供っぽいと感じるのは私だけだろうか。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11434487475.html

おまけ