たまに日本に帰ってくると
知らない日本語に出くわしたりします。
言葉は時代とともに変化し、
先頭切って、
特に若者が、
自分たちの感性に合う言葉がないので
自分たちで言葉を造り出してゆく。
そんなことが頻繁に起きるのだと思います。
たとえば
80年代のバブル真っ只中では
アッシー・メッシー・ナウい・ダサい etc
90年代からミレニアムは
ガングロ・キモい・ヒルズ族・etc
ここ最近では
アザーッス・エグい・グロい・エモい etc
英語が日本に普及してきて
英語を元にした日本語が完全に市民権を得ている例もすでにたくさんあり
これからも多く出てくるのだろうと予測はつきますね。
それにしても
東京都知事は
お話の中に英単語が多く出てきますね。
さて、タイトルにある3単語の英語を考えてみました。
考えるほどのことはなく、ほとんど英語が語源です。
意味も日本語で使っているまま。
ただ
キモい は、英語で Gross が一番意味として近いですが、
グロい(グロテスク)と同じく、ロの部分が(発音R)
グロ という音が入っています。
グロ という響きはなにか、異色…私たちに不気味さを与える音なのかもしれませんね。
グロい:Grotesque ”That's so grotesque."
キモい:Gross ”That's so gross."
エモい:Emotional ”That's so emotional."
エモいは、語源はEmotionalですが、
Emotionalには、〈コントロールできない感情〉
たとえば、怒りでも悲しみでも喜びでも、
そういう感情全てが意味に入っています。
単に、感動した本当に素晴らしくて感動した、ということであれば
たとえば
"I am moved." "It was moving."
と、心が動かされた、動いた、という意味で
動く=move を使って表現することもできます