きょうのことば QRコード

2024年3月15日 日本経済新聞

 

店側の導入負担少なく

 QRコードをスマートフォンで読み込むことなどで現金を使わずに支払うキャッシュレス決済の一種。QRコードは正方形のモザイク模様で、従来のバーコードよりも記録できる文字や数字の情報が圧倒的に多い。決済だけでなく、航空会社の搭乗手続きなどにも使われている。

 QR決済は利用者のスマホのアプリなどに表示したQRコードを店の端末に読み込むか、店が掲示するQRコードを利用者のスマホアプリで読み取ることで支払える。クレジットカードや、交通系ICカード「Suica(スイカ)」などで決済する場合は店舗側が専用端末を導入する必要があるが、QR決済は大きな設備負担が要らず、小規模な店舗や屋台でも取り入れやすい。

 経済産業省によると、2022年の日本の個人消費でキャッシュレスの決済額は111兆円だった。そのうちQRなどのコード決済は2.6%だった。日本は現金での支払いが多く、キャッシュレス決済でもカードを使う比率が高い。アジアはカードや銀行口座を持たない人もおり、QR決済が普及している。

 

 

雑感

 価値観は国が変われば変わるのは当然のことだが、乞食がQRコードを書いた紙の前に座って「ここにタッチしてください」というのはすごいと思った。

 日本以上に自国の通貨に信頼を置いている国は他にはいないと思う。他国の富裕層は現金のままでは置かないらしいね。貴金属や金、債券などにしているらしい。

 政府が変われば今使っている紙幣貨幣は単なるゴミになり得るからね。

 ある種日本の平和ボケを表しているとも言える。

 スマホに全部支払い機能を集約させるのは流石に怖い。

 紛失したり、キャリアがサーバーをダウンさせたらと思うとね。