2/1、退院後初の診察。約2週間ぶりの病院だ。
採血、レントゲン撮影後、呼吸器外科へ。
診察中も咳がでており、咳止めと痛み止めを処方してもらう。
術後は良好、傷も肺も問題なし。
そして、病理検査の結果説明へ。
・手術で腫瘍はすべて摘出できた。リンパ節も郭清済。
・手術時にはわからなかったが、病理検査の結果、摘出した左上葉内に、肺内転移が あった。大きさ約5㎜。
・原発巣の腫瘍3.5cm←11月のCT時点では2.8cmだった。
・縦郭リンパ転移あり。約1㎝。←CT、PET検査時はなかった
・悪性胸水なし、遠隔転移なし。
・肺内転移ありのため、ステージ3a→3bに変更
・5年生存率30%未満
・リンパに転移しているため、抗がん剤治療が必要
とにかくショックだった。早期発見できて良かったねと言われていたのに、どうしてこんなことに…
ステージ1b→2b→3a→3bと、説明のたびにステージが上がっていく。手術すれば今まで通りの生活ができるって言ってたよね?進行ガンだから、再発の可能性が高いって、どういうことなの?5年生存率30%未満って何?私、40代で死ぬの?
ガン宣告時でも泣かなかった私だったが、さすがに涙腺崩壊。診察室内で涙が止まらず、先生も看護師さんも暗い表情だった。旦那もずっと黙っている。
緩和ケア受けますか?と聞かれたが、とりあえず、呼吸器内科で抗がん剤の説明を聞かなくてはいけなかったので、遠慮した。
ちなみに、いまだに子供にはステージ3bであることは言えていない。さすがに5年生存率を知ってしまったら、ショックを受けてしまうだろう…私がそうだったように。
呼吸器外科とはここでお別れし、今後は呼吸器内科での治療となった。少し落ち着きを取り戻し、いざ呼吸器内科へ!