失敗を恐れずに挑戦することで得ることって世の中にたくさんあるわけだけど。。
挑戦した結果成功すればそれはそれでいいし・・・
失敗が成功の元になればそれはそれでいいわけで。。
失敗を避けることで安全な道を確保するのもありだし・・
失敗したことで落ち込んでみたり・・笑いとばしたり・・
誰かのせいにしてみたり・・
一度結婚しようと決めた相手と離婚するのは悪だと・・
何があったとしてもいつか死ぬ間際でもいい。
「苦労かけたね」
「おまえと結婚して良かった」
そう言われればそれで全部チャラ。
そのくらいの勢いでいたものの・・
心と頭とで
ちぐはぐな時間を過ごすことが当たり前になっていた気がする。。
それに、奴の口からそんな言葉が出てくるはずもないのもわかってたのに。
それでも・・夢見る乙女だったのか。。
でもお陰様で大切な子どもたちに出会うことが出来たわけだから
結婚を後悔したこともなければ・・離婚を後悔したこともない。
反省もしていない(爆)
離婚から何かを学んだとしたらなんだろ。
忍耐力と家計のやりくり。
離婚した方、離婚したことを後悔している方。離婚したことで輝いている方。
離婚しようかととことん悩んでいる方。(カーメン君風)
最近どうですか?
私の場合・・19年間結婚していた人と別れを決めたのは
末の子どもの幼稚園の運動会の帰り道でした。
当時、元夫は子どもの運動会よりも自分の遊び(四駆のオフロードレースやバイク)中心で
当然不参加です。そのせいで上の子ども2人が幼稚園の園庭で場所取りするはめに。
親子競技の騎馬戦へいざ出陣。
子どもをおんぶして子どもがかぶるカラー帽子を取るという単純な競技。
周りのお父さんに狙われてぼろ負け。ほら・・私・・かよわそうだから
「くそーーー!女だからって狙ってきやがって~~」
「きーーーーっ」
ってぶつくさ文句たれていたら・・・
上の子ども2人が(中学生と高校生)
「ねぇ・・ママ・・。パパと離婚してもいいよ」
子どもを背負って闘志満々で挑んだ騎馬戦。全部で3回戦あった。
自分の子どもに相手のカラー帽子を奪わせたい。
ほとんどがお父さんチームでそこに少数派の母親チーム。
そりゃ~あぁ~た・・母親チームを狙ってくる男だらけよ。
もてちゃってもてちゃって。
それでもね、楽しかったのよ?逃げ回ってあっという間にカラー帽子取られても。
でも子どもたちには・・なんか可哀そうに見えちゃったのかなってね。
思ったよね。
とにかく面くらいました。
「離婚してもいいよ」
上の子どもたちの言葉。
私はいったい・・・私はいったい・・・・
私はいったい何を子どもたちに言わせてんだ????
子どもが母親に向かって父親と離婚しても良いと??
力なく「あはは」と笑って、すっと子どもに背を向けるしかできなかったよ。
帰り道。末っ子を真ん中に両サイドに上の子たち。
しっかり手をつないで歩いてくれるその後ろ姿。
たまに宙に浮いて喜ぶ末っ子。
キャッキャキャッキャ♪
両手に荷物を抱え3人の背中を見つめながら歩いてて・・思った。
両手が荷物でふさがってても・・歩くスピードが少し遅くても
あの子たちがいる。なんか絶対大丈夫。
離婚して自分含めあの子たちが幸せになる自信しかない。
底知れぬ重い重い強い感情がヒシヒシ湧いてくる。
なんなんだ?この自信は。
何とも言えない力強い感情が私の全身をボワーーーーって
包み込んできて。
そうだ!
そうだ!!京都に行こう♪
いや・・もとい・・
そうだ!離婚しよう!!!!!
誰に相談することもなく・・運動会の帰り道。
手がちぎれそうな重い荷物を持ちながら
急に思い立った。天から離婚の神様が大きく包み込んでくれて守る約束してくれた気がする。
だから固く心に誓った。
もう頑張るのやめよ。ちぐはぐな感情を隠して笑うのやめよう。
「ねぇぇぇぇ!!ちょっと荷物持つの手伝って~~~~~」
って子どもたちに声をかけた。
立ち止まった子どもたちに・・・・・
ほんの少しだけ荷物を持ってもらい・・
並んでまた4人で歩き出した。
結婚したことも離婚したことも失敗じゃない。
自分の人生の中の出来事だったにすぎない。
離婚なんかで忍耐力がついただとか家計のやりくりがうまくなっただとか
言っている場合ではない。「苦労はかってでもしろ」と言うけど
離婚はやっぱりしないですむならしないほうがいいんじゃないかって思う。
いますぐ逃げろ!な離婚もあるけどね。
私が悪かったわけでもなければ元夫が悪かったわけでもない。
ただし子どもがいるのに結果別れてしまうことになったわけだから
離婚は私たち2人の責任。
子どもと離れる元夫にも子どもには責任を負ってもらう。
養育費はもちろんだけど、必ず毎月一緒に食事なりレジャーなり時間を作って
子どもたちに面会をしてもらうように。
私たちとの暮らしより離婚して自由になりたかったであろう元夫。
私からの離婚の提案に・・・
「やったーーーー!!これで自由に遊べるぅぅ~~~~!!!」
「イヤッホーーーー」
神妙な顔をしている元夫。
裏の心の声がはっきりと聞き取れた。
いや・・・だから・・おまえ・・・
そういうところーーーーーーーー(爆)