ジャッジをして欲しい。白か黒か、良か悪か、ちゃんと決めて欲しい。

しかし、裁判などといった憲法、法令を則ったものは御免だ。アメリカの様な裁判大国にしては面倒だし、彼らの裁判は何故か金臭い気がしてならない(実際そんなことないんだろうけど)。国で捌いて欲しいのではない。あくまでも道徳的に、人情的に捌いて欲しいのである(暴論なのは重々承知)。


そこで考えた。良い奴にジャッジして欲しい。良いやつには学歴不問、経歴も関係ない。大企業から中小企業、学生から高齢者、裁判官(裁判官同士に小競り合いはあるだろうよ)まで様々な環境の「良い奴」を選定し、そいつが独断と偏見で判断してくべたら良いのである。とてつもない裁量が求められると思われるかもしれないが実際そうではない。とてつもない裁量が求められるジャッジは裁判機関におまかせ仕様ではないか。



僕は相方の言動に心底苛立つ時がある。ブチギレて発狂して走り出して絶叫してブリッジ状態で二階から階段を降りたくなる時だってある。しかし、僕がもしブチギレても、決着がつかない。なぜなら、1対1だからだ。

西村博之が、勝間さんをいくら論破しても結果を決めるのは視聴者(第三者)なのだ。

相方が「写像」を「シャゾー」と聞き間違えた僕にダメだこりゃと舐め切った態度を取られても、1対1だと引き分けなんだ、水掛け論てやつになってしまう。

これが僕は非常に気分が悪い。


勘違いして欲しくはないのだが、相方を成敗したいのではない。僕が間違ってるなら間違ってると教えて欲しいのだ。

ただ、ニコ生の視聴者ではなく。

小学生の時にいつもニコニコして、みんながやりたくない掃除を率先して引き受けてくれた山ちゃんに。

セブンのバイトで必ず朝早く出勤して、満面の笑顔で挨拶をしてくれた永瀬さんに。

前職一年目、上司に指導を受け落ち込んでた僕のケツを持ってくれた金田さんに(これちょっと俺の票欲しがってね?)。



僕はジャッジをして欲しい。