早速アルバイトの募集をかけて
女の子たちを面接した。
予想以上の人数だった。
ベテラン数人と、特にかわいかった素人の女の子の3人組をそく雇い、
その日から出勤してもらうことになった。
店の雰囲気はガラッと変わり、
それはそれで客への宣伝にもなって新たな気持ちでがんばろうと思った。
しかし・・・
何かぎこちなく、
自分の店でありながら
落ち着けないというかなんと言うか・・・(;-_-;)
お客の層も以前とは少し変わってきた。
落ち着いて会話が楽しめるラウンジのつもりが、
なんだか今で言うキャバクラのような感じになってきた(゜▼゜;lll)
女の子の雰囲気も以前とは違うし、
まぁそれはそれでいいかと思いながらも今回は
女の子たちの働きやすい職場にしようと、
あまりうるさいことは言わないように心がけて、
できるだけ
コミニケーションをとる努力をしてみたりなんかしてみたw
ようやく新しい形にも慣れてきたころ、
3人組がまさかの無断欠勤。(((゜д゜;)))
それも一番忙しい週末の土曜日に(▼皿▼#)
3人とも若い割にはちゃんと時間も守り
真面目に働いていたってのになんで??
あの時はたしか、金、土曜日と忙しくて
おまけに人手不足でとにかくクタクタだったので、
売り上げ計算は月曜日の昼間にまとめてやろうと思い
鍵をかけて店を出た。
みんなホントによく頑張ってくれてるので
感謝の気持ちを込めてあたしは
その日出勤してた女の子たちにしゃぶしゃぶをご馳走して、
給料とは別に大入り日のおこずかいを渡してから
解散したんだが・・・。
もちろん無断欠勤の3人組は
普通に出勤してたら臨時収入にありつけたってのに・・・(-人-)
そして月曜日。
昼過ぎには店に行き、
掃除と売り上げ計算をさきに済ませてしまおうと思って
レジを開けてみたらなんと、
(lll゚Д゚)ヒィィィィ!!
中が空っぽに・・・|||(||(゚▼゚;)|||)|||
一体どういうことだ???(゜ ゜;)
泥棒か?
警察に届けないといけないΨ(▼ヘ▼;)Ψ
・・・が、心当たりはあった。
3人組みだ。
店は早番と遅番があり
それぞれ各番のレギュラーに店の合鍵を預けていたのだ。
私の体調が思わしくないときは
女の子たちに店を開けてもらってた。
もちろん 3人組にも鍵を預けていた。
なかでも1番のしっかりものに預けていた。
だが彼女たちは店で一番若かったせいか、
どこか浮いているというかなんというか、
実際の年齢よりもガキっぽい感じがした。
そのためあたしははじめ、彼女たちをヘルプ扱いにし、
ノルマをかけず、
その代わりに店の雑用やらを任せることにしたんだが、
これがまたよく働くこと(゜▼゜;lll)
すっかり感心したあたしは、ヘルプ扱いにも関わらず
早めに出勤して掃除はみんなが来る前に済ませるという
彼女たちの言葉に感動して
3人組にも合鍵を渡していたのだ。
証拠はないが、
3人そろって無断欠勤したということもあり、
私は彼女たちを疑った。
ってことで早速電話してみたが、
つながらない(|||▽||| )
というか架空の番号だったのだ|||(||(゚▼゚;)|||)|||
最悪だ。
とにかく女の子を入れようとあせっていたため、
よく確認もせずに雇ってしまったわたしのミスだ。
店の鍵は至急取り替えて、
警察に届け出ようかどうしようか悩んでたところに、
電話がかかってきた。
警察からだった。
「少女3人を保護してます」
「へ??」(゜ ゜;)
「確認のため至急こちらにいらしてください。」
「何のことですか?少女3人って一体誰??」
「身元引受人の連絡先を聞いたところ、
ここだというので連絡しました。
とにかく確認のためこちらにいらしてください」
うお?少女って・・?
3人のことか?
何言ってんだろ。少女じゃないだろ?
一体どういうことだと?
と、思いながらも
派出所が近かったためとりあえず行ってみることに。
あの3人はもう成人してるから少女じゃない。
ってことは誰だ??
少女の知り合いなんて心当たりが全くないあたしは
不審に思いながらも派出所に向かい、
そして窓からのぞくと・・・
3人がいたΣ(゚д゚;)
店で見るのとはまるで別人の、
すっぴんでまだあどけない顔をした彼女たちが。