今日は、末期がんで療養型病院に入院している父のもとへ面会に行きました。

前日、変なぬいぐるみを作って、推敲もしてない手紙を書いて、準備していたのに、

14時半の予定で目が覚めたのが14時。

30秒で支度しな!という感じで顔を洗ってシャツを着てジーンズを履いて

ファンデーションをはたいて眉毛を描いてリップを塗って髪をおだんごにして、

ぬいぐるみと手紙を持って電車に飛び乗って行きました。マジでそんな感じでしたが、

病院まで近いので、ギリギリ間に合いました。

 

久し振りに会った父は、思ったより全然シャンとしてしっかり立っていました。

特に髪が黒々と再生していたのでびっくりした。入院する前より生気がある。

お肌もつやつやだし、目には光があり、本当にこれから死ぬの?という感じでした。

面会時間はわずか10分で、あっという間でしたが、とにかく感想としては、

ただただ元気そうでした。

 

父については私への養育態度として放任、無関心、というネグレクトを行っていたことも

あるので、今になって仕返しがしたくなってもおかしくないのですが、

現実にはなんだかほどよい距離感で見守っています。不思議不思議。

 

そのあと兄とカラオケに行きました。

手嶌葵、uru、AKB48、小林明子など、これ、兄が歌ったやつ。

TUBE、槇原敬之、光永亮太、ポルノなど、これ、私が歌ったやつ。

性別に何か疑問点があるとかじゃなくて単に兄が女々しくて私が男々しいだけです。

 

家族って変ですね。

不可解です。

DNAという呪い、こじれ、深い憎悪と限りない感謝、普通の家庭にはそんなもん、

ないのでしょうか?普通が分かりません。

オチが思いつきませんでした。失礼します。