ジプレキサは、20歳ごろに統合失調症の疑いという診断がついたときに初めて飲んで、
ほんの数か月で10kg以上体重が増えて(ちょっと細かくは覚えていないのですが)、
目も腫れたようになって(一重なので余計に)常に目つきが悪くなって、トロンとした
表情になってしまい、とても20歳には思えないような見た目になっていました。
それでも性格はかなり温和になって、母に容姿を悪く言われても大して気にならなかったし、
見た目がちょっと悪くても彼氏ができて、結婚の話が出るくらいに仲良くしていました。
その人とは母に阻まれて結婚できなかったのですが(でも結果的にファインプレーだった)。
でも確か、どこかで自分の容姿が醜く思えて悲しくて、勝手に断薬して、躁状態になって、
入院することになって初めて薬が変わって、エビリファイになった・・・んだったかな?
よく覚えていないのですが。
だから、薬の効き目というか、性格を改善してくれる薬という意味合いではすごく、
私にとっては相性が良かったみたいです。
今になって、統合失調症&双極性障害が激しく悪化して、ジプレキサを数年ぶりに
飲むことになりましたが、やはり昔のように性格を柔和にしてくれて、穏やかにしてくれる
効き目というのは変わらず実感しました。
飲み物に例えるとクリームの乗ったホットココアみたいな・・・。
食べ物なら、モンブランかバウムクーヘンみたいな・・・(お腹空いてきた)。
人によりけりな抗精神病薬の効果ですが、私にとってはそんな存在でした。
太る副作用さえなかったら、神様が作ったような薬なのかもしれないなと感じました。