オイタチ
昔むかし、
おじいさんとおばあさんがいた。
おじいさんは山に芝刈りに行き、
おばあさんは川に洗濯に行ったそうな。
川は、青く、澄んでいて大自然の豊かさを表していた。
おばあさんが川で洗濯していると、川上の方から、
「どんぶらこー、どんぶらこー」
とお馴染みのセリフを内側から口ずさむ、大きな桃がやってきた。
「口ずさむ」というか、もう「熱唱」に近い。
歌い方は、LUNA SEAの河村隆一を限り無く意識しているというか、桃の内側からモノマネをしている。
ねちっこく、脂ギッシュなその歌声に、それを見つけたおばあさんはこう言った。
「き、気持ちわりぃ!!!」
とね。
だいぶ悩んだあげく、おばあさんは、このきれいな川を守るため、この桃を、どうやって処分しようか家に持ち帰って、おじいさんに相談することにした。
「どんぶらこ~、じょんぶぅらぁきょ~」
すでに桃はもう、江頭2:50の気持ち悪さをも超越していた。
おばあさんは家に着くと、おじいさんの帰りを待った。
おばあさんは、桃に熱湯をかけたり、吹矢で桃に穴をあけたりした。
おじいさんが急いだ様子で家に飛び込んできた。
どうしたんじゃ!!?
これから、二人で話し合った。
・丸ごと火あぶりの刑
・ガスボンベごと爆発の刑
・研究所に持っていきホルマリン漬けの刑
結果、もう一度川に戻すことになった。
おじいさんとおばあさんは、
「鬼めぇぇええーーー!!!我が子をこんな姿にしやがってー!!」
と、死んだ桃太郎を川に流すのごとく、泣きながらおじいさんはその桃を手にとった。
おじいさんは、室伏広治が乗り移ったように、ハンマー投げの要領で桃をブンブン回しながら300m先の川に投げ入れたんだ。
おじいさんは、心身共に大層疲れた様子だった。
「どんぶらこ~、じょんぶぅらぁきょ~」
こうして、大きな桃の一人旅はまた始まった。
それから、三千万年が経ったある日、東海のある民家に拾われた。
今の佐野家だった。
その家で、桃の中の子はすくすく育った。
・・・
これが、さっき母上が僕に言った「あんたは拾われたんだよ」という言葉の真相だと推理した。
おじいさんとおばあさんがいた。
おじいさんは山に芝刈りに行き、
おばあさんは川に洗濯に行ったそうな。
川は、青く、澄んでいて大自然の豊かさを表していた。
おばあさんが川で洗濯していると、川上の方から、
「どんぶらこー、どんぶらこー」
とお馴染みのセリフを内側から口ずさむ、大きな桃がやってきた。
「口ずさむ」というか、もう「熱唱」に近い。
歌い方は、LUNA SEAの河村隆一を限り無く意識しているというか、桃の内側からモノマネをしている。
ねちっこく、脂ギッシュなその歌声に、それを見つけたおばあさんはこう言った。
「き、気持ちわりぃ!!!」
とね。
だいぶ悩んだあげく、おばあさんは、このきれいな川を守るため、この桃を、どうやって処分しようか家に持ち帰って、おじいさんに相談することにした。
「どんぶらこ~、じょんぶぅらぁきょ~」
すでに桃はもう、江頭2:50の気持ち悪さをも超越していた。
おばあさんは家に着くと、おじいさんの帰りを待った。
おばあさんは、桃に熱湯をかけたり、吹矢で桃に穴をあけたりした。
おじいさんが急いだ様子で家に飛び込んできた。
どうしたんじゃ!!?
これから、二人で話し合った。
・丸ごと火あぶりの刑
・ガスボンベごと爆発の刑
・研究所に持っていきホルマリン漬けの刑
結果、もう一度川に戻すことになった。
おじいさんとおばあさんは、
「鬼めぇぇええーーー!!!我が子をこんな姿にしやがってー!!」
と、死んだ桃太郎を川に流すのごとく、泣きながらおじいさんはその桃を手にとった。
おじいさんは、室伏広治が乗り移ったように、ハンマー投げの要領で桃をブンブン回しながら300m先の川に投げ入れたんだ。
おじいさんは、心身共に大層疲れた様子だった。
「どんぶらこ~、じょんぶぅらぁきょ~」
こうして、大きな桃の一人旅はまた始まった。
それから、三千万年が経ったある日、東海のある民家に拾われた。
今の佐野家だった。
その家で、桃の中の子はすくすく育った。
・・・
これが、さっき母上が僕に言った「あんたは拾われたんだよ」という言葉の真相だと推理した。
アウェー
中学2年生の時の話。
僕のいたクラスでは女子としゃべる事がなぜか禁じられていた。
“暗黙の了解”ってやつだ。
あからさまに楽しそうにしゃべった奴がいた日にゃあ!パンツを残して、ズボンを下ろすという風習がなぜかあった、はい。
えぇ、男の子がクソガキ&くだらなかったんです。
ある日僕は、危険をかえりみず、そのクラスの“美女3トップ”と楽しい話をクラス内でしていたの。
僕にそんなチャンスは一生来ない。
そう思い、俄然やる気の入った僕は、日常の中身の無いくだらない会話を遥かに超越した楽しい話を次々に繰り出し、ヒートアップし、僕らの高らかな笑い声が校舎中に聞こえていただろう。
それを聞いて、クラス1の‘ジェラシーの固まり’みたいなO君が黙っているはずがないのよ。
…僕の後ろに忍び寄る、O君。
…カッコつけて腕を組みながら、いつもよりクオリティの高い饒舌(じょうぜつ)を発揮していた僕。
ザッ!!(O君がズボンを下ろす)
あぁぁああああーーーーーー!!!!!!!!!!
O君が悲痛に叫ぶ。
ん??
水鉄砲(ズボン)どころか大口火炎銃(パンツ)まで発射して(脱げて)しまっていた。
僕「ohぅ~!!ファ、ファンタ~~スティク~~!!」
そうです、まさかまさか、僕の《地球連邦軍独立部隊クレイジー・ザ・ビッグコンボイ》が早すぎるお披露目で強制的出撃してしまったのである。
もちろん、彼女達の僕への“信頼度及び忠誠度”は壊滅的な打撃を食った。
しかし、「ユウちゃん、ユウちゃん」と呼んでいた彼女らは、僕の《地球連邦軍独立部隊クレイジー・ザ・コンボイ》を見てから、ちゃんと「ユウ〇さん」と呼ぶようになった。
僕「みなのものー!この紋所(もんどころ)が目に入らぬかぁぁああーー!!!」
皆「こ、こにょ!こにょ紋所は!!ははぁ~~~~~~~!!!」
ってまぁ軽くこんなもんよ。
この後、僕が“ホーム(自分のクラス)”にいながらにして“アウェー”な立場に追いやられたのは言うまでもない。
ついでに、こんなベリーハレンチな記事を書いた僕は、たった今“アウェー”の立場に満場一致で奮い立ったことも忘れずに付け加えておこう。
僕のいたクラスでは女子としゃべる事がなぜか禁じられていた。
“暗黙の了解”ってやつだ。
あからさまに楽しそうにしゃべった奴がいた日にゃあ!パンツを残して、ズボンを下ろすという風習がなぜかあった、はい。
えぇ、男の子がクソガキ&くだらなかったんです。
ある日僕は、危険をかえりみず、そのクラスの“美女3トップ”と楽しい話をクラス内でしていたの。
僕にそんなチャンスは一生来ない。
そう思い、俄然やる気の入った僕は、日常の中身の無いくだらない会話を遥かに超越した楽しい話を次々に繰り出し、ヒートアップし、僕らの高らかな笑い声が校舎中に聞こえていただろう。
それを聞いて、クラス1の‘ジェラシーの固まり’みたいなO君が黙っているはずがないのよ。
…僕の後ろに忍び寄る、O君。
…カッコつけて腕を組みながら、いつもよりクオリティの高い饒舌(じょうぜつ)を発揮していた僕。
ザッ!!(O君がズボンを下ろす)
あぁぁああああーーーーーー!!!!!!!!!!
O君が悲痛に叫ぶ。
ん??
水鉄砲(ズボン)どころか大口火炎銃(パンツ)まで発射して(脱げて)しまっていた。
僕「ohぅ~!!ファ、ファンタ~~スティク~~!!」
そうです、まさかまさか、僕の《地球連邦軍独立部隊クレイジー・ザ・ビッグコンボイ》が早すぎるお披露目で強制的出撃してしまったのである。
もちろん、彼女達の僕への“信頼度及び忠誠度”は壊滅的な打撃を食った。
しかし、「ユウちゃん、ユウちゃん」と呼んでいた彼女らは、僕の《地球連邦軍独立部隊クレイジー・ザ・コンボイ》を見てから、ちゃんと「ユウ〇さん」と呼ぶようになった。
僕「みなのものー!この紋所(もんどころ)が目に入らぬかぁぁああーー!!!」
皆「こ、こにょ!こにょ紋所は!!ははぁ~~~~~~~!!!」
ってまぁ軽くこんなもんよ。
この後、僕が“ホーム(自分のクラス)”にいながらにして“アウェー”な立場に追いやられたのは言うまでもない。
ついでに、こんなベリーハレンチな記事を書いた僕は、たった今“アウェー”の立場に満場一致で奮い立ったことも忘れずに付け加えておこう。

