暦の上では夏になってしまいましたが、ブログ休止中に詠んだ春の歌を上げていきます
記録用ですのでスルーしていただいても結構ですヨ



 

サイクリング
[1116]
冬隠 春川路 漕往者 笠目梅 咲初家
ふゆこもり はるのかわぢを こぎゆけば かさめのうめは さきそめにけり
令和5年2月21日

SNS
[1117]
見常 継語尓 不念尓 言問人跡 詠交鴨
みるつねの つなぎがたりに おもはぬに こととふひとと よみかはすかも
みるつねの(造語):継語に掛かる
継語(造語):SNS
令和5年2月22日

SNS
[1118]
春日野 未含 櫻花 何時将開 言勿絶
かすがのに いまだふふめる さくらばな いつしかさかむ ことなたえそね
令和5年2月25日

SNS
[1119]
茜刺 若紫草 言問者 束間毛 安雲無
あかねさす わかむらさきに こととへば つかのあひだも やすけくもなし
LINEの返信が遅かったら、何かそわそわしてしまいます
令和5年2月25日

サイクリング・梅の花
[1122]
木津川 川路往者 春告 今開花 見樂之吉毛
きづかはの かはぢをゆけば はるつげる いまさくはなを みらくしよしも
梅の花が「いい感じ」でしたよ♪
令和5年3月6日

サイクリング・うぐひす
[1123]
木津川 萌春部 吾漕者 杜入野 鶯鳴焉
きづかはの もゆるはるへに あがこげば もりのいりのに うぐひすなくも
川辺の竹林の奥に鶯の声
令和5年3月6日

望月・春
[1124]
夕之雖在 未明寸 東 天望月 見者清毛
ゆふされど いまだあけらき ひむかしの あめのもちづき みればきよしも
まだ明るい東の空に望月が見えました
もう春なのですね
令和5年3月6日

十六夜で満月?
[1125]
十六夜 一夜隔之 望月 吾亦見 今日毛清毛
いざよひの ひとよへだてし もちづきを われはまたみる けふもきよしも
勘違いで二度満月を楽しめました
ご興味ある方は昨日の歌と併せてご覧ください↓
http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0534.htm
令和5年3月7日

サイクリング・春
[1126]
橿原 野辺路往 明日香行 甘樫花者 萌来鴨
かしはらの のへつみちゆき あすかゆき あまかしのはなは もへにけるかも
橿原神宮前を通って明日香村まで行きました
令和5年3月10日

散る花を詠める
[1132]
此野辺 朝開風 多吹 今落花 舞者愛寸
こののへの あさけのかぜは いたくふき いまちるはなの まへばかなしき
風で舞い上がる花も美しいものです
令和5年4月8日

雨に寄する
[1134]
春雨 継而零者 天雲 棚引山 欝悒将有
はるさめの つぎてしふれば あめくもの たなびくやまの いぶせくあるらむ
一日中雨だと気が滅入ってしまいます…
令和5年4月16日

雨ですね・・・
[1137]
春雨 甚勿零 隠耳 居者欝 悒所念良國
はるさめは いたくなふりそ こもりのみ をればいぶせみ おもほゆらくに
こう雨が降り続くとあれこれ余計なことを考えてしまいます・・・
令和5年4月26日

うぐひす
[1138]
春深 吾漕往者 木津川 杜入野 鶯鳴毛
はるふかみ あがこぎゆけば きづかはの もりのいりのに うぐひすなくも
木津川自転車道の途中、中洲の森の中に鳴き渡る鶯の声を聞きながら弁当を食べるのが「オツ」なのです
令和5年4月27日

一昔前は天皇誕生日
[1139]
霽乍毛 雨零敷家 天皇 日乎忘者 今人故尓
はれつつも あめふりしける すめろきの ひをわするるは いまひとゆへに
激動の昭和の時代の天皇
その誕生日を偲ぶ人は少なくなりつつありますね
令和5年4月29日

立夏
[1140]
春蝉 来鳴夏立 此夕尓 月者所見可 雨者勿落曾
はるせみの きなきなつたち このゆふに つきはみゆるか あめはなふりそ
今日は立夏
森ではハルゼミが鳴き始めました
立夏でハルゼミ!?
今日は満月のはずですが、雨の予報…
見えないだろうなぁ
令和5年5月6日

夕立
[1143]
鳴神 甚響 暮立 雨打零者 夏付尓家
なるかみは いたくとよみて ゆふだちの あめうちふれば なつづけにけり
昼間の雲を見て「あぁ、夏の雲だなぁ」と思っていたら、夕刻になれば雷鳴とともに激しいにわか雨です
夏ですね
令和5年5月15日

花に寄する
[1145]
空蝉 花之命波 飽足尓 常無物跡 今曾知鴨
うつそみの はなのいのちは あきだらに つねなきものと いまぞしるかも
散る花の美しさは見飽きることはないのに、人間関係は些細なことで崩れてしまうのですね
令和5年5月26日

[1226]
寒隠 暖河邊 櫻花 早勿落 雨雖零
ふゆこもり はるのかはへの うめのはな はやくなちりそ あめはふるとも
令和6年4月8日

雨ですね・・・
[1137]
春雨 甚勿零 隠耳 居者欝 悒所念良國
はるさめは いたくなふりそ こもりのみ をればいぶせみ おもほゆらくに
こう雨が降り続くとあれこれ余計なことを考えてしまいます・・・
令和5年4月26日

[1213]
茜刺 昼零敷 久方 雨之恨 戀之益者
あかねさす ひるにふりしく ひさかたの あめしうらめし こひのまされば
愛車に乗って出かけたいけど、雨降ってるしね…
令和6年5月1日

 

[1227]
春去者 花戸舞南 蝶乃羽 亦往巡 逢牟念
はるさらば はなとまはなむ てふのはね またゆきめぐり あはむとぞもふ
またどこかでお会いできれば…
令和3年11月14日