元気でいるか 街には慣れたか
友達できたか 寂しかないか お金はあるか
今度いつ帰る
今日久々に実家に帰ったら、父が私に会うために時間休を取って早く帰ってきてくれた。いつも真面目な父なので、それほど私のことを心配し思ってくれていたことを思うと本当に感謝している。
親という存在は子供の私にとって大変心強い存在、ありがたい存在、そして居場所であり、原点だと思う。今日はそんな父と母と３人で夕飯を食べにいって、お互いの近況・・・いや私が話すばかりだったかもしれないが、色々と話した。
私は仕事してから、始めの頃は何くそ！と負けず嫌いの性格が発揮されたのか良い評価をされることが多かったが、月日が経つにつれて、結果が見えている仕事に対してやる気がなくなり、どうせこうなるだろう、自分には向いてないんじゃないか、自分よりできる優秀な人間はいるからそいつにやってもらった方が皆幸せになれるんじゃないか、とかネガティブなことを考えるようになった。
それは心の傷や怯えとなって正直今も残っている。
自分が今後どう有りたい・・・あるべきかというビジョンが描けていないまま今日に至っている。もうすぐ一から出直しになる可能性もあり、片指加えて見ている時間はもうないというのに。
そんな中だからか不安いっぱいの中で、安心をくれて、頑張れる理由をくれたのが父であり母である。
母は最近作ったおでんを帰りに持たせてくれた。父は車で送る道中で交通費をくれた。
家族というものは年を取ってもどんな時もずっと家族なのだろう。家族のありがたさを改めて感じた今日、さだまさしの案山子を聞きながら、私は車で家に帰った。