「聖女の救済」と同時刊行されたこちらは連作短編集。
最初に「聖女~」を読んでしまって失敗!って思ったけれど、時系列だと「ガレリオ~」の一章と二章の間に「聖女~」が入るような形なのかな~?
結局どちらからでも大丈夫なようです。
第一章 落下る(おちる)
第二章 操縦する(あやつる)
第三章 密室る(とじる)
第四章 指標(しめす)
第五章 攪乱(みだす)
第一章の落下るは「容疑者Xの献身」のその後のようです。
内海刑事初登場なのかな。
内海刑事の視点で、マンションから落ちた女性の事件を探ります。湯川と内海の初対面アリ。
第二章は・・何だかこれ知ってる!って思ったらテレビ版ガリレオのスペシャルの事件でした。テレビは最後まで見なかったのが残念!!!
面白かったし、とてもいい話でした。
特に・・ラストで湯川が友永に会いに行った場面、湯川と共にかつての教え子三人が頭を下げたところは思わず涙涙。こういうのに私はとことん弱いようです。
第三章は珍しく草薙も内海も登場せず。湯川と友人とのやりとり。
草薙を通してじゃない湯川を見るのは、石神の時以来かな~事件の真相は・・ちょっとどうかな?とうきはしますが。
第四章は湯川の優しさ溢れるいい話でした。これも好き~読後感もよくてとてもいいです♪
でも、これも湯川じゃなくても解決が本当は出来るタイプの事件。警察もうちょっとしっかりしててもいいのでは?
第五章は湯川に対抗する自称科学者の犯罪者の登場。
警察も湯川も翻弄される。
これも面白かったな~
以前のシリーズよりも科学や物理は影をひそめている分とても馴染んで読みやすくなってはいるのですが、警察が湯川に頼る必要があまりなくなっているな~。
安楽椅子探偵のような科学とは別でも難事件を解決する警察のオブザーバーって感じのポジションでもいいのかもしれないですけどね~♪
比べると、やはり断然「聖女の救済」の方が面白いです!!!!
